19日(土)にメーガン・マークルと華やかな結婚式を行った英王室のヘンリー王子の母親であるダイアナ妃は、その洗練されたファッションセンスも魅力の1つで、チャールズ皇太子と離婚後も、ダイアナ妃のファッションは注目の的だった。
しかしそんなダイアナ妃は、チャールズ皇太子と離婚した後、シャネルの定番とも言えるロゴ入りアイテムを身に着けることは一切なくなったという。
シャネルを着なくなったのはなぜ?
先日、オーストラリアのデザイナーであるジェイソン・ブランズドンが英Harper’s Bazaar誌のインタビューで、1996年にオーストラリアでダイアナ妃と対面した時のことを明かした。
この日病院訪問があったダイアナ妃はヴェルサーチのスカートを履いていたけれど、そのスカートに合わせる靴とバッグに悩んでいた。するとダイアナ妃は、家から持ってきた大量の靴とバッグをジェイソンの前に見せて、『どう思う?』と聞いたという。
その中からシャネルの靴を見つけたジェイソンは、「これはどう?」と聞くとダイアナ妃は、「それはだめ、ダブルのCだからダメなの」と断固として拒否した。
ジェイソンはなぜかと理由を聞くと、ダイアナ妃は一言、「カミラ(Camilla)とチャールズ(Charles)でしょ」と言ったそう。
ダイアナ妃を苦しめたある過去
カミラとは、現在のチャールズ皇太子の妻カミラ夫人のこと。チャールズ皇太子は、ダイアナ妃と結婚している間もカミラ夫人と愛人関係にあり、これは本人も事実として認めていた。そのためカミラ夫人は、ダイアナ妃とチャールズ皇太子の離婚の原因だと世間から批判を浴びることも多い。
チャールズ皇太子とカミラ夫人は、ダイアナ妃と出会う前に交際していた過去があり、ダイアナ妃とチャールズ皇太子の結婚式には、ダイアナ妃が嫌がったにもかかわらずカミラ夫人は出席していた。
またダイアナ妃は華やかに見える王室での生活で、ずっとカミラ夫人の影に苦しめられていたことを、インタビューで話したこともある。
そんなダイアナ妃にとってシャネルのロゴアイテムを着なくなった背景には、2人を思い出してしまうからという切ない女心があった。
(フロントロウ編集部)