25日(金)にフランスで人気ブランドであるディオールが、2019クルーズコレクションのファッションショーを開催。エマ・ストーンやソフィー・ターナーなどの豪華な顔ぶれの中には、マイケル・ジャクソンの娘で、現在モデル兼女優として活躍するパリス・ジャクソン(20)の姿も。
始まった瞬間に退場!?
しかしパリスは、モデルが登場してくる前に会場から退場してしまった。原因は、モデルが出てくる前にあった演出。数人の女性たちが白い馬に乗って登場するという演出を見たパリスは、1人目が出てきた瞬間にその場から立ち去ってしまったそう。
関係者がPeople誌に語ったところによると、パリスは馬の扱われ方に対して不快に思ったという。馬に乗っていた女性たちは両脚が一方のサイドにそろうサイドサドルスタイルで乗馬しており、そのため馬が真っ直ぐ走るために乗馬ムチを使用していた。また、当日は雨が降っていたこともあり、馬にとってもコンディションがいい日とは言えなかった。
パリスのこの行動を一部のメディアが、「会場から飛び出した」と報道したことに対してパリスは自身のツイッターで心境を明かした。
はっきりしておくけど、私は“飛び出した”わけじゃない。静かに立って、大騒ぎにならないように出たのよ。私は動物が商業的に扱われたり、ムチに打たれたりすることをサポートしない。ファッション界を敵に回すわけじゃないけど、私はいつでも私らしくいるわ
それに、怒っていたわけでもないの。ただビックリして、悲しくなっただけよ。すべてのハイファッションブランドが、ファーフリーになり、そして動物虐待を反対してくれると思ってる
パリスはインスタグラムに、ショーを途中退場した後に傘を刺さずに濡れた姿で空を見上げる写真を投稿し、「早く出て、こうしていたの」とキャプションをつけていた。