ある女性が食べ物のデリバリーを頼んだ「本当の理由」とは?
ある日、自宅の廊下の天井付近に大きな蜘蛛(クモ)がいるのを発見したある女性。しかし、「蜘蛛が落下したら…」と思うと無理に退治することもできず、かと言って蜘蛛の真下を通って部屋から出ることも怖くてできず、途方に暮れていた時、ある事を思いついた。
「そうだ。ちょうどお腹も空いたし、食べ物のデリバリーを頼んで、ついでに配達に来た人に退治してもらおう」
そんな悪魔のささやきが頭をよぎった直後、女性は早速フードデリバリー専用のアプリを使って食べ物を注文。その際のメールのやりとりで、担当者に「配達員の方に蜘蛛を退治してもらうことはできますか?」と質問すると、こんな返事が返ってきた。
「配達員に頼むことはできますが、もしかしたらあなた以上に蜘蛛が苦手かもしれません…」
たしかに蜘蛛に限らず、虫全般が苦手という人は多いので、「配達員も苦手」という可能性は十分考えられる。
結局、この女性の家に来た配達員は本当は「蜘蛛が苦手」ということだったらしいが、助けを求める女性をむげにもできず、しばらく挌闘した末に退治することに成功。
すべて思惑どおりにことが進み、女性は「食べ物のを配達してもらうついでに、蜘蛛を退治してもらう」という本当の目的を達成した。