イギリス王室のジョージ王子が「おもちゃの拳銃」で遊ぶ姿に一部の人々が困惑している。

 英現地時間の6月10日に開催された、ウィリアム王子が出場したポロのチャリティマッチを友人らとともに見学に訪れたキャサリン妃(36)と子供たち。

 ジョージ王子(4)とシャーロット王女(3)が芝生の上で無邪気に走り回って遊ぶ姿や、それを優しく見守るキャサリン妃の姿が見かけられ、ほのぼのとした様子が世界中の王室ファンたちの心を和ませたが、パパラッチのカメラがとらえた写真の中には、ジョージ王子がおもちゃの拳銃で友だちと撃ち合いごっこをするものも。これらの写真に一部の人々が難色を示している。

画像1: ジョージ王子が「おもちゃの拳銃」で遊ぶ姿に困惑の声
画像2: ジョージ王子が「おもちゃの拳銃」で遊ぶ姿に困惑の声

 彼らの言い分は、一国の王子であり、生まれながらにして国民の模範となるべき存在であるジョージ王子が、昨今、欧米諸国で規制強化論争の的となっている「銃」を模したおもちゃで遊ぶべきではないというもの。

 海外では、ここ数年の間に乱射事件が相次いでいるほか、大人が所有していた銃を子供がおもちゃだと思い込んで手に取り、誤って発砲してしまったことで命を落とす事故が多発。そんななか、「銃に関する考え方をいま一度見直そう」という流れが活性化しており、「幼い子供たちに銃のおもちゃを与えるべきか否か」というトピックについては、世界中の親たちの間で熱い議論が交わされている。

 それだけに、他愛のないジョージ王子のお遊び風景にも「キャサリン妃はジョージ王子に武器のおもちゃを与えるべきではない」、「注目を浴びる立場の子供が銃で遊ぶのは世間に悪影響」などといった声が上がっているのだ。

画像3: ジョージ王子が「おもちゃの拳銃」で遊ぶ姿に困惑の声

 ちなみに米In Styleの調べによると、ジョージ王子が遊んでいるおもちゃは「SWAT(特殊武装部隊)」ごっこを楽しめるセットのうちの1つで、拳銃のほかにもナイフや手錠などのおもちゃが含まれているという。

 昨年のクリスマスにはサンタクロース宛ての手紙に「パトカー」とリクエストを記入していたこともあり、警察官に憧れているとみられるジョージ王子。おそらく今回の写真が撮影された際も、彼にとっては正義のために働くヒーローである警察官の真似をしていただけという可能性が高いが、人々が「銃」に関して敏感になっている時期だけに、思わぬ議論が巻き起こってしまった。(フロントロウ編集部)

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