Netflixオリジナルドラマ『ストレンジャー・シングス』で知られる女優ミリー・ボビー・ブラウンが、反同性愛者たちからの嫌がらせが原因で、ツイッターを削除した。

 社会現象にもなったNetflixオリジナルドラマ『ストレンジャー・シングス』がきっかけでブレイクし、天才子役女優として活躍しているミリー・ボビー・ブラウン(14)。SNSではアクティブに更新していたミリーが、突如公式ツイッターを削除。その裏には、ネット上での嫌がらせがあった。

悪質な嫌がらせに耐えられず…

 14歳という若さながらも発言力があり、自分の考えを積極的に発信しているミリーは、日頃からLGBT+の権利を訴える発言をしていた。2017年のMTV・ミュージック・ビデオ・アワードでは、LGBT+の人のための活動団体GLAADをサポートするために、団体のシンボルでもある青いピンをつけて出席。

画像: 悪質な嫌がらせに耐えられず…

 このようなミリーの行動が気に入らないホモフォビア(同性愛嫌悪)の人たちは、ツイッターで「#TakeDown MillieBobbyBrown(ミリー・ボビー・ブラウンを潰せ)」というハッシュタグを作り、ミリーが同性愛者のファンにひどい行動を取ったという嘘のエピソードを拡散させたり、悪質なコメントを送ったり、ミリーに対して嫌がらせを続けていた。

このSNS上でのいじめに耐えられなくなったミリーは、コメントを残すことなく、そっとツイッターを削除。インスタグラムは残しているものの、コメントができないように設定を変えている。 

 世界中に名を知らしめ、多くの人への影響力があるミリーも、まだまだ14歳の子供。ポジティブな流れを作ろうとさまざまな活動を行うミリーだけれど、今回の出来事はあまりにもショックが大きかったよう。(フロントロウ編集部)

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