ラッパーのニッキー・ミナージュ(35)が20年ぶりに彼氏がいない生活を送ってみた感想を告白。

 半年間ほど交際していた先輩ラッパーのナズ(NAS)と1月に破局して以来、現在シングルライフを謳歌しているニッキー。

 15歳で初めての彼氏ができてからは、長い相手では12年間、短い相手では数カ月と、つねに真剣交際していた恋人がいた彼女にとって”彼氏ナシの生活”を送るのはじつに20年ぶりのこと。

 自らの意思でしばらくはシングルでいることを選択したというニッキーが、現在の心境を米ELLE誌にこんな風に明かした。

 「彼氏がいなくたって生きて行けるし、呼吸もできる。食べて、眠って、歩いて、話すことだってできるって気がついたとき、なんだかすごく“しっくりくる”ような気がしたわ。シングルになったことで私はより強くパワフルになれたの」

 さらに、ニッキーは、自らの力でのし上がってきた現在の音楽界での地位を誇るかのように「私は若い女性だけど、金銭面で男性に頼る必要はない。仕事のために男性とつき合う必要もない。音楽業界で成功するためやレコード会社との契約を得るために誰かとセックスをしたこともない。そんなプレッシャーとは無縁なの。起きたい時間に起きて、ショッピングをしたいときにするだけ」とも話している。

 ニッキーは、恋人がいないことの自由さや解放感を8月にリリースする最新アルバム「クイーン(Queen)」の収録楽曲でも歌っている。その中には「セックスから距離を置いてみたら、心に禅がもたらされた/誰にもあげないから、求めないで/私の体は誰にも貸さない/私の体が欲しいなら、彼はキングの称号を得る必要がある」といったものも。

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 これまでは1人でいることの不安や寂しさから、つねに男性との関係をキープしてきたと思われるニッキー。しかし、誰かに寄り掛かることなく自分の力で進んでいくことで、より人としての強さを手に入れることができると悟った今、彼女は、誰彼構わず恋に身を投じようというのではなく、本当に自分にとって相応しい相手を吟味している最中のようだ。(フロントロウ編集部)

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