生放送でのレポート中に男が乱入
つい先日、大手ドイツメディアのモスクワ支社に勤務するコロンビア出身のジャーナリスト、フリエス・ゴンザレス・テランがインスタグラムで、現在ロシアで開催中のFIFAワールドカップの取材中に見知らぬ男性から突然胸を触られ、頬にキスをされるというセクハラ行為を受けたことを報告。
フリエスが公開した動画には、テレビの生中継でレポートをする彼女の胸を触り、キスをした男性の卑劣な行為の一部始終が収められており、フリエスはコメント欄で「このような行為は決して許されない」と男を痛烈に批判した。
ちなみに、フリエスは男の行為に動揺した様子を見せながらも、なんとか中継を続行。撮影終了後に周囲を確認した時にはもう男の姿はその場にはなく、犯人を特定できないまま“泣き寝入り”をすることになってしまったという。
A DW reporter was sexually harassed while covering the #WorldCup. @JULIETHCGT was kissed, groped by a man while reporting from Moscow.
— DW Sports (@dw_sports) 2018年6月20日
The incident can be seen here (00:13).
Sexual harassment is not okay. It needs to stop. In football, and elsewhere.pic.twitter.com/O0S1a1F4Es
今回の件について、フリエスの勤務先である「ドイチェ・ベレ」も、「セクハラを容認することはできない。サッカー界だけでなく、ありとあらゆる場所でこうしたセクハラ行為を成されることを止めなければならない」と訴えている。(フロントロウ編集部)