スパイダーマンの同級生で、特殊能力を持つ韓国系アメリカ人ヒーローの「シルク」が単独で映画化されることが明らかに。
アジア系女性ヒーローが誕生
米ソニー・ピクチャーズが映画『スパイダーマン』シリーズのスピンオフとして、韓国系アメリカ人の女性ヒーローを主人公に描いたマーベル・コミック「シルク(Silk)」の映画化を進めていることを、米Variety誌ほか複数のメディアが報じている。
主人公の“シルク”ことシンディ・ムーンは、ピーター・パーカー(スパイダーマン)の同級生で、ピーターと同じく特殊なクモに噛まれたことがきっかけで特殊能力を手に入れたという設定。指先からクモの糸を発射したり、高速移動ができる点はスパイダーマンと似ているが、「シルクセンス」と呼ばれるスパイダーマンよりも優れた第六感を持っているという違いも。
シンディは、2017年に公開された『スパイダーマン:ホームカミング』にピーターの高校の同級生として出ていたほか、今年4月に公開された『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』にもほんの少しだが登場。どちらも、中国系アメリカ人女優のティファニー・エスペンセンがシンディを演じていた。ただし、今回のスピンオフに関する情報はほとんど明らかになっておらず、誰がシンディを演じるのかも含めてまだ何もわかっていない。
ちなみに、『スパイダーマン』シリーズでは、俳優のトム・ホランド主演の『スパイダーマン:ホームカミング』の続編『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(Spider-Man:Far From Home)』が2019年7月にアメリカでの公開を控えている。(フロントロウ編集部)