ロサンゼルスに新しくできたある壁画が、フォロワー2万人以下の人は撮影禁止という条件つき。その条件に非難が殺到している。

 たくさんのインスタ映えスポットであるウォールアートがあることでも有名なロサンゼルス。そこに、また新たなウォールアートが登場し、そのユニークなコンセプトが話題を呼んでいる。

 メルローズ・アベニューにできたその壁画の前には、何やら白いテントが設置してあり、なんとその前にはセキュリティが立っている。

画像1: ©Twitter/JustinCaffier

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 そしてそのセキュリティの近くに置いてある注意書きを読んでみると、「認証マークがあるインフルエンサ―と2万人以上のフォロワーがいる人のみ」と書かれていた。

 なんとSNSのステータスで、この壁画を見られる人と見られない人が決められるという。SNS上で影響力のある人でなければ撮影ができないというこの壁画、一体どんなものなのか…。その壁画がこちら。

画像2: ©Twitter/JustinCaffier

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 ピンクのハートの上に羽があり、その上にロサンゼルスの別称「City of Angels(シティ・オブ・エンジェルズ)」と認証マークが描かれている。

しかし周囲からの反応は…

 白いテントの前にセキュリティが立っており、目の前を通れば誰もが気になってしまうこの壁画。しかしこれには、「SNSのフォロワー数で判断されるのは気分悪い」と怒りのコメントが殺到。さらに「壁画のセンスがない」と壁画のデザインにまで冷ややかなコメントが。

 この試みは、2万人以上フォロワーがおり、認証マークがある人からも反応が良くなかったようで、このプロジェクトを思いついた団体「Like and Subscribe」は、「この壁画についてあまりよく思っていないという反応があり、とても残念です。だけど怒る理由なんてありませんよ!あなたたちのためだけに作ったものですから」とコメント。

 今後は、誰でも気軽に撮影ができるようにすると話しているものの、それがいつなのかは明かされていない。(フロントロウ編集部)

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