海外ドラマやハリウッド映画に登場するアジア系のキャスト・キャラクターの「髪の色」に違和感を感じたことありませんか?

“個性的”に描こうとした結果...

 近年、様々な海外ドラマやハリウッド映画でアジア系のキャストもしくはキャラクターが主要人物として描かれているのをよく見かけるが、「髪の色」に必ずといっていいほどある共通点がある。その共通点とは、黒髪に必ずといったメッシュが入っていること。

画像: writingwithcolor.tumblr.com
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 男性キャスト・キャラクターではあまり見かけないが、tmblrに投稿された上の画像を見るとわかるように、作品や役柄は関係なく女性キャストやキャラクターの髪にはたしかに鮮やかの色のメッシュ、もしくは髪全体が紫や赤といった明るい色の場合が多々。

 しかし、実際にアジア圏に暮らす女性たちを見てみると、上の写真のような髪の色をしている人たちはむしろ稀。では、そもそもなぜアジア系女性=メッシュ(もしくは鮮やかなヘアカラー)が定着してしまったのだろうか?

画像: 大ヒット青春ミュージカルドラマ『glee/グリー』に出てくるティナ(ジェナ・アウシュコウィッツ)も、一時期、髪に青のメッシュが入っていた。

大ヒット青春ミュージカルドラマ『glee/グリー』に出てくるティナ(ジェナ・アウシュコウィッツ)も、一時期、髪に青のメッシュが入っていた。

 米Bustleによると、アジア系の女性たちを扱う作品の作者及びキャスティングをする人たちが“非アジア系”であることが大きいのだという。欧米では日本を筆頭とするアジア圏の人たち=寡黙というイメージが強いのだが、それを覆す“違い”を生むためにドラマや映画の制作者たちが思いついたのが、髪の毛の色を変えることだった。

 次第に、ドラマ&映画界で個性が強いアジア系女性=髪に明るい色のメッシュが入っているという、誤ったアジア系女性像が浸透してしまい、いつしか髪にメッシュが入ったアジア系女性キャスト&キャラクターだらけに。 

 しかし、近年アメリカでは文化の盗用や間違った解釈を問題視する姿勢が強まっており、こうしたアジア系女性の描き方に改善を求める動きが広がっている。(フロントロウ編集部)

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