ラテンボーイズの熱さにくらり、CNCO旋風
平均年齢20歳のラテン系ボーイズからなるCNCOは、シングル「Reggaetón Lento (Bailemos)/恋のレゲトン・レント」のMVが驚異の13億回再生超えした、大流行中のボーイズグループ。あのワン・ダイレクションの動画1本での最高再生記録が約9.6億回と言えば、それを超えるCNCOの凄まじい熱狂ぶりが分かる。
結成からわずか2年足らずだが、その人気はラテン圏、ヨーロッパ、北米などに拡散しており、行く先々に群衆が。CNCOwners(※)と呼ばれるファンが天井を通って換気口から楽屋内にいるメンバーの写真を撮って拘束されるなど、各地で熱狂的なファンの行動が報告されている。※CNCOwners(シーエヌシーオーナーズ):CNCOのファンの総称。グループ名にOwner(所有者)という言葉を合わせたもの。
ラテンとポップをミックスさせた踊りやすい楽曲、さらにラテンボーイズらしいメンバーの攻めな態度がファンの心をグッと掴んでおり、今、世界中で凄まじいCNCO旋風を起こしている。
3ステップで分かるCNCOのこれまで
1. オーディション番組でCNCO結成
1Dの生みの親であるサイモン・コーウェルとラテン界の大物リッキー・マーティンが考案したスペイン語のオーディション番組『ラ・バンダ(La Banda)』が2015年に放送スタートすると、すぐに、ラテン圏で大人気番組に。
ラテン圏民の注目を集めるなか、エリック、クリストファー、サブディエル、ジョエル、リチャードの5人が勝ち抜き、スペイン語の5(cinco)からくるCNCOにグループ名が決定。リッキー・マーティンをマネージャーに、ソニー・ミュージックとの5年のレコード契約を手に入れた。
2. 「Reggaetón Lento (Bailemos) /恋のレゲトン・レント」がメガヒット
リッキー・マーティンのツアーのオープニングアクトとして世界各地をまわるなか、CNCOwnersの数は日に日に激増。2016年8月にデビューアルバム『プリメラ・シータ』をリリースすると、なんと、全米ラテンアルバムチャートで1位を獲得した。
そして同アルバムのサードシングルとして「Reggaetón Lento (Bailemos) /恋するレゲトン・レント」をリリースすると、これが再生回数13億回を超えるメガヒット。あまりの反響の大きさから、2018年にはリトル・ミックスとコラボして「レゲトン・レント (リミックス)」を発表。UKチャート初登場5位を獲得した同曲で、欧米諸国での人気をさらに拡大させた。
3. 日本デビュー&来日を発表!
CNCO旋風が世界中で吹き荒れるなか、7月25日にCNCOが日本デビュー。
アルバム『CNCO(ジャパン・エディション)』は、最新アルバム『CNCO』14曲に、2016年のデビュー作『プリメーラ・シータ』から7曲、さらに日本限定の新曲「マミータ(スパングリッシュ)」という、8曲のボーナストラックを収録した全22曲のスペシャル盤。
そして日本デビューと同時に、9月に待望の初来日をすることも発表。ここ日本でも、秋にCNCO旋風が吹き荒れると見られる。
CNCOのメンバー紹介
平均年齢20歳のCNCOのメンバーはどんな子たち?
エリック・ブライアン・コロン(17)
グループ最年少のエリックは、あのカミラ・カベロと同じく、キューバで生まれて幼い頃にアメリカに移住。インタビューでは静かなタイプだけれど、メンバーいわく、もっともクレイジーなメンバーが彼。グループのセルフィー隊長でもある。
ジョエル・ピメンテル(19)
カリフォルニア州出身のため、当初は、なまりによってはスペイン語の聞き取りに苦労したというジョエル。演技や作曲にも興味があるアーティスト肌で、日本人記者に好きなタイプを聞かれて「日本人がタイプだよ」とウインクしながら言ってしまえる性格。
サブディエル・デ・へスース(20)
プエルトリコ出身のサブディエルは、プロのギタリストの父を持つ音楽2世。幼い頃から教会で歌いはじめ、10代に入るとヒップホップやサルサなどのダンスに夢中に。CNCOに加入した時には、学校でバレエを勉強していた。
リチャード・カマチョ(21)
ドミニカ出身。ダンスを始めたのは3歳とグループ最長歴で、とくにレゲトンは、幼い頃に誕生日パーティーなどでよくかかっていたという。ヘアスタイルを変えることが多く、トレンドを上手く取り入れるファッショニスタでもある。英語のインタビューをリードすることが多い。
クリストファー・ベレス(22)
エクアドル出身のクリストファーは、いつも明るくニコニコしているムードメーカー。とは言え、18歳の時に家計を支えるためにアメリカにわたるという芯の強さがある。英語はまだ得意分野ではなく、他メンバーに確認しながら言葉をつなぐ様子がかわいい。
※年齢は2018年7月末のもの
CNCOの代表曲ベスト5
CNCOのヒット曲・注目曲をおさらい!
「Reggaetón Lento (Bailemos) /恋のレゲトン・レント」
子供の頃にスローなレゲトンに合わせてよく踊っていたというメンバーたちが、「スローなレゲトンで踊ってたあの頃に戻って踊ろうよ」と女の子を誘う。動画再生回数13億回を超え、グループが「僕たちにとってたくさんの扉を開いてくれた(リチャード)」と語る最大のヒット曲。
「キシエラ」
「君が去るべきではない理由が1001個ある」と歌う「キシエラ」は、バラードかと思ったらダンサブルなテンポへと変わる曲。「(スペイン語の音楽は)聴いていると体を動かさずにはいられなくなって、踊りたくなるのさ!」とメンバーのジョエル。
「ヘイ・DJ」
「より僕ららしいサウンドが聞こえてきて、僕らが今後向かいたい方向を示している」とジョエルが語るセカンドアルバム『CNCO』のリードシングル。「彼女を動かし輝かせる、彼女の好きな曲をかけてくれ」とDJにお願いするロマンス・パーティーソング。
「マミータ」
「マミータ」には、女性に対して親愛の気持ちを込めて使われる愛称。7月発売の日本デビューアルバム『CNCO(ジャパン・エディション)』には、この曲のスパングリッシュ(=スペイン語と英語のミックス)版が日本限定の新曲として収録されている。
「タン・ファシル」
「Tan Facil(すごく簡単)」というタイトルのデビュー曲は、「君の瞳に見てほしい。君の唇にキスしてほしい。君が僕を忘れないように」という情熱的な歌詞で幕明ける。ライブ映像が盛り込まれたMVでは、デビュー当時からの熱狂ぶりが伝わってくる。
CNCOの日本デビューアルバム『CNCO(ジャパン・エディション)』は現在発売中。9月の来日の詳細はCNCOの日本公式サイトで追って発表される。
<アルバム情報>
『CNCO(ジャパン・エディション)』
発売中
¥2,200+税/SICP-5803
[収録楽曲]
01 恋のレゲトン・レント|Reggaeton Lento (Bailemos)★
02 ソロ・ヨ|Solo Yo
03 ヘイ・DJ |Hey DJ/ (CNCO & ヤンデル|CNCO & Yandel)
04 セ・ブエルベ・ロカ|Se Vuelve Loca
05 マミータ|Mamita
06 フィエスタ・エン・ミ・カサ|Fiesta en Mi Casa
07 ノチェ・イノルビダブレ|Noche Inolvidable
08 ボニータ|Bonita
09 エストイ・エナモラード・デ・ティ|Estoy Enamorado de Ti
10 マラ・アクティトゥー|Mala Actitud
11 ミ・メディシーナ|Mi Medicina
12 ファン・エナモラーダ|Fan Enamorada
13 ノ・メ・スエルテス|No Me Sueltes
14 デムエストラメ|Demuestrame
15 レゲトン・レント (リミックス) |Reggaeton Lento (Remix) / (CNCO & リトル・ミックス|CNCO & Little Mix)
16 マミータ (スパングリッシュ) |Mamita (Spanglish) ★日本限定新曲
17 キシエラ|Quisiera★
18 タン・ファシル|Tan Facil★
19 プリメラ・シータ|Primera Cita★
20 パラ・エナモラルテ|Para Enamorarte★
21 デブエルベメ・ミ・コラソン|Devuelveme Mi Corazon★
22 ボルベルテ・ア・ベール|Volverte a Ver★
★=日本ボーナストラック
CNCO日本公式サイト
(フロントロウ編集部)