日本への愛が止まらないハリウッドきっての親日家
7月18日に都内で行われた、映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』のジャパンプレミアに出席するため、主演を務めるトム・クルーズ(56)が来日。今回でなんと23回目の来日となったトムは、数多くいる親日家セレブのなかでも他の追随を許さない“無類の日本好き”として知られる。
そんなトムのリアル親日家ぶりが伝わるエピソードをいくつかご紹介します。
炎天下のなか2時間もファンサービス
ファン思いで有名なトムは、ファンサービスにかける時間が桁外れに長いことでもよく知られている。そのため、約2時間のファンサービスは珍しいことではないのだが、先日ジャパンプレミアが開催された東京は今年最高の猛暑日!
ただでさえ気温が高いのに、集まった人々の熱気も加わって会場は尋常じゃない暑さだったわけだが、トムは苦しい表情ひとつ見せることなく、ファンひとりひとりに笑顔で対応。いかに日本のファンのことを大切に思っているのか、身を持って証明した。
東日本大震災後にたっての希望で来日
東日本大震災が起きた2011年、安全面などの理由から多くの海外セレブが来日をキャンセルするなか、「日本にいるみんなを勇気づけたい」というトムたっての希望で映画『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』のプロモーションのための来日が実現。
被災地を訪ねることも希望していたそうだが、スケジュールの関係で都合がつかず、代わりに被災者たちをえ同映画のジャパンプレミアに招待した。
日本のTV番組にもバンバン出演
通常、トムほどの知名度と実力がある大物セレブともなると、来日した際にニュース・情報番組や映画雑誌等のインタビューを受けることはあっても、バラエティ番組やトーク番組に顔を出すことは稀。というより、皆無といっても過言ではない。
でもそこは日本への並々ならぬ愛があるトム。これまでに『徹子の部屋』『VS嵐』『しゃべくり007』といった超人気番組に出演したことがあるほか、2004年には元野球少年という経験を生かして、日本シリーズの始球式に登場したこともある。
日本の観客のために映画の脚本を一部変更
昨年公開された映画『バリー・シール/アメリカをはめた男』の監督を務めたダグ・リーマンによると、何よりも日本のファンとの関係を大切にしているというトムは、映画の制作中もつねに日本のファンのことを考えており、必要に応じて脚本の内容を修正することもあったとか。
リーマン監督の話では、「このシーンは日本でどう受け止められるか」「ここに字幕が入ることを考えたら、このシーンはこうしたほうがいいのではないか」など、何度も来日して日本のことをよく理解しているトムならではの気づかいが、撮影の段階から炸裂していたそう。
そんなリアル親日家のトムが主演する最新作『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』 は、8月3日(金)より公開。(フロントロウ編集部)