ソールドアウトの連続、全収益400億円超えか
テイラー・スウィフトの5thツアーとなる「レピュテーション・スタジアム・ツアー」が、最初の5公演だけで約60億円を稼ぎあげ、2018年収益No.1のツアーになる予兆を見せている。
ユニバーシティ・オブ・フェニックス・スタジアムでの初日公演でワン・ダイレクションが保持していた同スタジアムの最高観客数を更新したテイラーは、その後も、行く先々で記録を更新。
5~6月の北米ツアーでパフォーマンスした6ヵ所のスタジアムのうち、5ヵ所のスタジアムにてひと晩での最高収益記録を塗り替え、U2やメタリカなど大先輩の記録を打ち破り続けている。
11月に東京でフィナーレを迎えるレピュテーション・ツアーはわずか53公演(※)しかないが、このままの勢いをキープすれば、全収益400億円超えというテイラーのキャリア史上最大のツアーになりえると言われている。
当初は一部でチケットの売り上げ難が報じられていた今ツアー。しかしテイラーは、それが根も葉もないウワサだったことを数字で示している。
※現時点で発表されている公演日程より。
※※これより先はツアーのネタバレを含みます※※
レピュテーション・ツアーの見どころ・演出15選
フロントロウ編集部が入手したツアー写真と、テイラーがSNSで明かした情報を中心に、レピュテーション・スタジアム・ツアーの見どころや注目の演出をピックアップ!※これまでの公演での情報です。来日公演では演出や詳細が変わる可能性があります。
1. 最大級のメインステージ
「みんなにより近づきたかったから、今回は3つのステージを用意したの」と話すテイラー。メインステージは過去最大だという約33.5メートルの高さがあり、「観客の方に伸びたBステージも1989ツアーのメインステージくらいの広さがあるの」という。
2. “ロケットそり”を使う大きさ
今回はあまりにステージが大きいため、ステージ間の移動にロケット・スレッジ(Rocket Sledge)と呼ばれる装置が使われている。そりのような装置にテイラーが寝転がると、ロケットのようにビュンッと発射してA地点からB地点までいけるという仕組み。
3. 二階席からのながめが最高!
大きなスタジアムをまわる今ツアーでテイラーが凝らした趣向。それが、壁から床まで途切れなく続くスクリーン。テイラーやダンサーたちはスクリーンの上でパフォーマンスしていて、「スタジアムの上の席からすごくクールに見えるよ」とテイラー。
4. 衣装替えは8回!マイクだけで7本!
レピュテーション・ツアーでの衣装替えの数は、ブラックを中心に、レインボーカラーも含め約8回。さらにマイクも7本用意されていて、とくに、ヘビがからみついたマイクは必見。
5. 6メートルの巨大ヘビが登場
レピュテーション・ツアーに登場する“ヘビ”は、マイクだけではない。ステージには、約6メートルもの高さを誇るヘビが登場する。ほかにも、テイラーが立つステージ上や、オブジェなど、いたるところにヘビのモチーフが使われている。
FRONTROWメモ
ヘビにこだわる理由は?
アルバムの時と同じく、ツアーでも「ヘビ」がモチーフに。これは、キム・カーダシアンにヘビ(=嘘つき、不誠実)と呼ばれたことがきっかけ。キムの発言を発端にネット上で炎上したテイラーは、どん底を味わいながらも人間として強くなったそうで、「そんなことに屈する必要は無いってこと。逆にそれをキッカケに強くなれるということ」をファン伝えるために、あえてヘビを今作のメインモチーフにすることにしたという。
6. テイラー製の紙吹雪は絶対に手に入れたい
ライブで使われる紙吹雪は、じつは、それぞれがテイラーの名前が書かれた新聞になっている。「ツアーを計画する時間がたっぷりあったから、細部までこだわったの」とテイラー。
7. 「レプ・ルーム」に入れるファンは誰?
公演のたびに数人のファンを選んでバックステージに招待しているテイラー。この部屋は「Rep Room(レプ・ルーム)」と呼ばれていて、「ルック・ホワット・ユー・メイド・ミー・ドゥ」MVで実際に使われた王座に座れるなど、ファン悶絶のお楽しみがいっぱい。
8. オープニングやゲストアクトが豪華すぎる
オープニングアクトは、チャーリーXCXとカミラ・カベロ。ほかにも、セレーナ・ゴメスやショーン・メンデス、ナイル・ホーランなど大物がゲスト参加しているのは、さすが顔が広いテイラー。11月の来日公演では、チャーリーXCXがオープニングを務める!
9. 10曲もの過去のヒットソングが歌われる
「過去のアルバムから何曲を歌うかがみんな気になっているみたいだけど、私が数えたところだと、10曲よ」とテイラー。海外公演では、チャーリーXCXやカミラ・カベロと一緒に2014年の曲「シェイク・イット・オフ」を歌うシーンは最も盛り上がる瞬間のひとつ。
FRONTROWメモ
ロイ・フラーへの称賛に隠された意味
楽曲「ドレス」をパフォーマンスする時には、「アーティストたちが自分の作品を自分のものにできるよう闘った」として、モダンダンス界のパイオニアであるロイ・フラーが称えられる。ロイと言えば、彼女の死後にパートナーが彼女の偉業を利用しようとした人を訴えたことで知られる。テイラーはカニエ・ウェストとモメた後に「功績や名声を自分の手柄にしようとする人もいるでしょう」と語っており、そんな自分の体験をロイの体験と重ねていると思われる。
10. ピアノでの弾き語りもある
本ツアーでは、テイラーによるピアノの生演奏も!「レピュテーション」というロゴ入りのピアノを使い、「2曲を歌うわ。1曲は『レピュテーション』の収録曲で、もう1曲は昔の曲」とテイラー。
11. 光るリストバンドがもらえる
1989ツアーでテイラーが発案した、パフォーマンスとシンクロして光るリストバンド。会場が一体となるアイテムとして前ツアーでは欠かせなかったが、レピュテーション・ツアーでも配布が確認されている。
12. テイラーが空中浮遊!
ステージ構成以外に、前方以外のファンがテイラーに近づけるシーンが。それが、テイラーが空中浮遊するシーン。真っ暗な会場の中を、ライトのついたケージに乗ったテイラーが浮遊するシーンはなんとも幻想的。
13. 小物にもこだわり
ライブ中には、出演者が身に着けている小物にも注目したい。テイラーのイヤモニターに「rep」と描かれていたり、ギターピックがアルバム『レピュテーション』のデザインだったり、細かいこだわりが詰まっている。
14. MCで語られる言葉に要注目
2016年に起きたカニエ・ウェスト&キム・カーダシアン夫妻とのバトルをきっかけに、表舞台とは距離を取るようになったテイラー。インタビューも控えている彼女にとって、ツアー公演は、ファンに直接気持ちを伝えられる大事な場所。実際に初日公演では騒動を振り返り、「どん底を味わった」と告白した。11月の来日公演はツアーフィナーレ。ここでどんな言葉が語られるのか、今から注目が集まる。
15. ライブが終わっても続く演出、最後のNG集を見逃さないで
全演目が終わった後には、ある小さなサプライズが。それが、リハーサル中などに撮りためられたNG集の放映。ミスをしたテイラーが「自分のせいだけど、同じ歌詞が何度も繰り返されるから(分からなくなる)」と言うシーンなど、舞台裏での爆笑シーンが見られる。
レピュテーション・スタジアム・ツアーのフィナーレとなる11月20日(火)・21日(水)の東京ドームでの公演は、6月29日(金)12:00~抽選先行発売が、9月15日(土)10:00~一般発売が行われる。
Taylor Swift reputation Stadium Tour in Japan Presented by FUJIFILM instax
東京ドーム2018年11月20日(火)、21日(水) open 16:30 / start 18:25
スペシャルゲスト:チャーリーXCX
<チケット情報>
VIP SS席 ¥100,000(税込)
※アリーナ前方指定席/ グッズ付き(VIP BOX/サイン入りミニポスター ※約20センチ×25センチ) / VIP専用入場ゲート/ 物販優先レーン
【VIP BOX 詳細】
テイラー・スウィフト ビデオメッセージ モニター
レピュテーション限定ブックレット
LEDラミネートパス ※公演中演出に合わせて点灯いたします
記念チケット&専用ホルダー
レピュテーションCD
レピュテーション スタジアムツアー スペシャルワッペン
VIP S席 ¥38,000(税込)
※アリーナ指定席/ グッズ付き(LEDラミネートパス ※公演中演出に合わせて点灯いたします) / VIP専用入場ゲート
※LEDラミネートパスはVIP BOXに含まれているものと同様のものとなります。
アリーナS指定席 ¥14,800(税込)
スタンド指定S席 ¥12,800(税込)
スタンド指定A席 ¥10,800(税込)
スタンド指定B席 ¥9,800(税込)
H.I.P.会員 抽選先行:6/29(金)12:00〜7/15(日)23:59
プレリザーブ 1次抽選先行 (ぴあ):7/20(金)12:00〜7/29(日)23:59
プレリザーブ 2次抽選先行 (ぴあ):8/3(金)12:00〜8/12(日)23:59
プリセール 先着先行 (ぴあ):8/17(金)12:00〜9/15(土)9:59
プレイガイド一般発売日:9月15日(土)10:00〜
テイラー・スウィフト 来日公演特設サイト
https://www.hipjpn.co.jp/live/ts2018/
(フロントロウ編集部)