2016年に離婚を申請し、現在離婚成立に向けて裁判が進行中のアンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピット。新たに裁判所に提出された書類の中で、アンジェリーナが「ブラッドが6人の子供たちの養育に充分な費用を支払っていない」と主張していることが明らかになった。

「充分な養育費が支払われていない」

 米NBCがアンジェリーナの担当弁護士が現地時間の8月7日にロサンゼルス最高裁判所に提出した弁論趣意書を入手。この文書には、約1年半前の離婚申請以来、ブラッド側からは充分な養育費の支払いが行われていないとする記述が含まれており、今後、ブラッドに対して支払いを求める裁判所命令を請求する計画があることも示唆している。

 2人の裁判について詳しい情報筋は、「今回のアンジェリーナ側の主張は離婚成立に向けて裁判を前進させるためのもの」と米Peopleにコメント。さらに、「婚姻関係の解消において両者にとって必要な手順の1つとして資産を公開し、養育費に関する問題を明確にする必要があったようだ」と説明し、「家族全員が前に進み、アンジェリーナとブラッドが今後共同親権者として協力し合ううえで重要なのは、まずは離婚を成立させること。子供たちにとっての最善策は裁判所の決断に委ねられるのでは」と推測している。

画像: 三女のヴィヴィアンを空手教室に送るアンジェリーナ。

三女のヴィヴィアンを空手教室に送るアンジェリーナ。

 NBCによると、ブラッド側はこの訴えに対してコメントしていないものの、彼の関係者は「ブラッドは義務を果たしています」と主張しているという。

アンジェリーナが養育費の支払いを求める理由

 しかし、そもそも、なぜ1人でも6人の子供を養っていけるだけの経済的余裕があるアンジェリーナがブラッドに養育費の支払いを求めているのだろうか?

 これについて、アンジェリーナの広報担当者は、「(ブラッドへの養育費の請求は)彼らがそれぞれの人生において次のステージへと進む道筋を整理するという意味で結婚を解消し、子供たちにとって献身的な共同親権者となることを再誓約するため」とPeopleに説明している。

 6月にThe Blastが入手した離婚裁判の報告書には、「父親と関係が築けないことは子供たちによって有害である」、「子供全員が父母と健康的で強い関係性を持っているため、これは重大なことである」などの記載があったため、子供たちの親権の行方はアンジェリーナの行動にかかっていると言われていた。

 当時の報道では、アンジェリーナがブラッドに歩み寄る必要があるとされていたが、今回のアンジェリーナ側の主張は、養育費問題の解決と離婚成立により前に進むことを強調しているものの、ブラッドとの“歩み寄り”とは言えないものとなった。(フロントロウ編集部)

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