人気シンガーのピンクがオーストラリアで予定していたコンサートを、体調不良のため中止。病院に搬送される事態にまで発展したにもかかわらず、一部で批判の声が寄せられている。一体なぜ?
コンサートを中止
人気シンガーのピンクが、現地時間の8月4日に行われるはずだった豪シドニーでの公演を直前になってキャンセルした。
ウイルス性胃腸炎に感染してしまったピンクは、公演中止を発表した日から数日経っても回復せず、6日には病院で治療を受けていたことが発覚するほど体調が悪化していた。
病状が心配されるなか、ピンクがインスタグラムを更新。すでに病院での治療を終えており、体調が回復に向かっていることを伝えた。
さらにピンクは、公演当日、サウンドチェックを行う20分前に痛みに耐えきれず病院に搬送されたために、直前で公演中止が発表されたこともインスタグラムで説明。
そこでピンクは、休養中にシドニーから700㎞も離れたバイロンベイのビーチで子供たちとくつろぐ姿をパパラッチに撮られたことから、一部の地元紙が“仮病説”を報じたことについても不満を爆発させた。
“仮病説”を全面否定
シドニーでのコンサートを中止した後にバイロンベイのビーチにいた理由を、「2017年から予定していた旅行だった」と語ったピンクは、公演の合間に予定していた家族旅行が、たまたま公演を中止した日程と重なってしまったことを明かした。
そのうえで、体調が悪くても旅行を中止しないという決断を下したわけを「子供にとってベストだと思うことをした」と弁解。この時も体調が良くなかったピンクはバイロンベイでも医者にかかり、ステロイド薬なども服用していたという。
現在は、医者の指示に従い安静にしているというピンクは、現地時間11日から公演に復帰。コンサートに来るはずだったファンに謝罪するとともに、心配してくれたファンや迅速な対応をしてくれた医者や看護師に感謝した。(フロントロウ編集部)