『ウォーリーを探せ』は、1987年にイギリスで生まれた絵本で、赤いボーダーの洋服を来た男性ウォーリーを大勢の人ごみの中から探すというもの。日本でも一時期大ブームとなった『ウォーリーを探せ』を、一瞬でクリアしてしまうロボットが開発された。
「ウォーリーはここにいる(There's Waldo)」という名前のロボットを生み出したのは、クリエイティブ・エージェンシーのRedpepper。どうやってウォーリーを数秒で見つけるかというと、パソコンで絵本にいるウォーリーの顔をすべて取り込み、そこで人工知能AIが記憶した顔認証でウォーリーを見つけるというもの。
There's Waldo is a robot that finds Waldo
www.youtube.com動画を見れば分かる通り、絵本を見てから4.5秒足らずでウォーリーを見つけている。しかしこのロボットに対して、「人間をバカにしてる」「この絵本の醍醐味が台無し」とマイナスな意見がほとんど。
確かに、『ウォーリーを探せ』はウォーリーがどこにいるかを一所懸命探したり、時には友人や家族とどちらが先に見つけるか対決をしたりして楽しむのが醍醐味。どちらにしろ、このロボットと対決したくないのは確か。(フロントロウ編集部)