アメリカの小説家ルイーザ・メイ・オルコットが1868年に出版した小説『若草物語』。これまでに何度も映画化されている今作を、映画『レディ・バード』でアカデミー賞監督賞にノミネートされたグレタ・ガーウィグ監督が再び映画化。
南北戦争時代のアメリカ・マサチューセッツを舞台に、ある4姉妹の成長や家族の絆を描いた今作で、4姉妹の長女メグを演じる女優に『ラ・ラ・ランド』のエマ・ストーンが決まっていた。しかしエマが、新作映画『ザ・フェイバリット(原題)』のプロモーションと被るという理由で降板。
そんなエマの代役としてメグを演じることが決まったのは、『美女と野獣』のエマ・ワトソン。
エマだけでなく、今作に出演するキャストは大御所から今を輝く旬な役者が勢ぞろい。4姉妹の次女ジョーを『レディ・バード』のシアーシャ・ローナン、3女ベスをエリザ・スカンレン、4女エイミーをフローレンス・プーが演じる。
さらに、一家の隣に住むローレンス家の息子を『君の名前で僕を呼んで』のティモシー・シャラメが演じることも決定している。
ちなみに、当初はオスカー女優のメリル・ストリープが4姉妹の母親を演じると言われていたが、同作品のプロデューサーが米Los Angeles Timesに語った話では、メリルは母親役ではなく叔母役で出演するとのこと。今のところ母親役は未定。
映画『若草物語』の全米公開は、2019年12月25日を予定している。(フロントロウ編集部)
※メリル・ストリープの配役および米公開日に誤りがあったため、修正・追記しました。