元ザ・ビートルズのポール・マッカートニーが、新アルバム『エジプト・ステーション』について語った。

 今年、古巣キャピタルレコーズに戻り新アルバム『エジプト・ステーション』をリリースするポール・マッカートニー。これまれライブを各国で精力的に行ってきたけれど、アルバムのリリースは約5年ぶりとあってファンは大喜び。

 そんな期待のアルバム『エジプト・ステーション』に収録されている楽曲を1曲1曲解説する動画が公開された。

画像: Paul McCartney on ‘Despite Repeated Warnings’ (‘Words Between The Tracks’) www.youtube.com

Paul McCartney on ‘Despite Repeated Warnings’ (‘Words Between The Tracks’)

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 そんな本人が行う楽曲の説明でフロントロウ編集部が注目したのは、「ディスパイト・リピーティッド・ウォーニングス」という楽曲の解説。ポールは「ちょうど日本にいる時だ。ジャパンタイムズとかトウキョウタイムズとかいう新聞を読んでいたんだよ。それは気象変動に関する記事で、よくありがちな人間はそのことに関して何もしていない、でも全てうまくいくから心配するな。氷山は溶けているかもしれないが、ロンドンでは溶けていないから心配するなという内容だったんだ。その記事の中にこんなフレーズがあった。Despite repeated warnings, They were not listening(繰り返し警告があったのにも関わらず、彼らはそれを聞いていなかった)。そのDespite repeated warningsというフレーズは、大勢の人たちの気持ちを代弁しているようで気に入っちゃったんだ。そこでそれをシンボリズムにした曲を書こうと思った」と、この楽曲を作るうえでインスピレーションを得たのは、日本での出来事だと語った。

画像: ポール・マッカートニー、新アルバムの「ある曲」は日本で読んだ新聞から出来た曲

 そんな日本での出来事を基に作られた曲が収録されている『エジプト・ステーション』は、ついに明日、9月7日に発売。さらにポールは、アルバム発売後初のイベントをニューヨークで行い、その様子をYou Tubeで配信することも決まっている。(フロントロウ編集部)

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