ジャスティン・トルドー首相から手紙をもらったのは、カナダに暮らす9歳の少年ズバイル君。少年の家族が米掲示板サイトredditに公開した手紙には、トルドー首相から、少年を応援するこんなメッセージが書かれていた。
ズバイル君へ
ワオ!手紙をくれてどうもありがとう。教師として、首相として、カナダの若者から手紙をもらうのが大好きなんだ。
君がいつか政治の世界で働きたいと思っていることを嬉しく思うよ。なんて興味深いキャリア・チョイスなんだ!若者は明日のリーダーであり、今日のリーダーでもある。君の意欲と意志の強さはそれの表れだね。
君がこれからも勉学に励み、変化をインスパイアしつづけることを願う!
手紙をくれて、本当にありがとう。ジャスティン・トルドー
カナダの現役首相として初めてプライドパレードに出席するなど、革新的なリーダーシップで人気を博しているトルドー首相。今回、若者からの手紙にきちんと返事を書いているという事実が分かり、掲示板のコメント欄には首相を称賛する声が多く書き込まれている。
少年の家族いわく、少年は「いつか政治家になってあなたと働きたい」といった内容の手紙をトルドー首相に送ったそうで、手紙を送ってから約2週間という早さで返事をもらったという。
ちなみにカナダでは、国民は首相に郵便代なしで手紙を送れることになっている。少年はこれを知って首相に手紙を送ることを思いついたそうで、このシステムを知らなかった郵便配達人に「首相に手紙を送る時は切手はいらないんだよ」と教えてあげたのだそう。(フロントロウ編集部)