ロサンゼルス在住の19歳の青年、レオ・マレンギはベビーシッターを頼まれた子供たち迎えに行こうとキックスクーターで彼らが待つ学校へと向かっていた。
すると、サンセット通りにあるサンセット・ブロンソン・スタジオの駐車場から出て来た1台の黒いテスラ車が彼に衝突。レオはスク―ターごとその場に倒れ、膝にかすり傷を負った。
レオにぶつかってしまったことに気がついたテスラ車の運転手は、すぐに車を降りてレオの元に駆け寄ってきた。「本当にごめんなさい! 君のことが見えなかったんだ。大丈夫かい? 」と声を掛ける男性の顔を見て、レオは唖然。
その見覚えのある男性の正体は、映画『スティーブ・ジョブズ』で若き日のアップル社創設者スティーブ・ジョブズを演じた人気俳優のアシュトン・カッチャーだった。
膝の傷以外には怪我もなく無事だったレオはすぐに立ち上がり、アシュトンに「車は大丈夫ですか? 」と訊ねると、アシュトンは「そんなことはどうでもいいんだ。君は本当に大丈夫なのかい? 」とレオを本気で心配。
「本当に大丈夫です」と答えたレオは、せっかくだから記念にとアシュトンに記念撮影をお願いした。レオへのお詫びとして快くリクエストに応えたアシュトンとのツーショットがコチラ。
レオがインスタグラムに投稿した写真には「今日車にはねられちゃったよ。でも大丈夫、相手はアシュトン・カッチャーだったんだから」とユーモアたっぷりなコメントが添えられていた。
幸いなことにかすり傷で済んだレオは、「アシュトンは本当に親切だったし、僕は傷がちょっと痛むくらいで骨も折れてないし、何とも無いから警察に行く理由は無いよ」と接触事故について警察に通報するつもりはないと米E!ニュースにコメントしている。(フロントロウ編集部)