“リアル・バービー人形”として注目を浴びる
以前、フロントロウでお伝えした“バービー人形そっくり”のモデル、ダッキー・ソットが世界最大の化粧品会社「ロレアル」の“顔”であるアンバサダーに大抜擢された。
南スーダン出身オーストラリア育ちで、現在22歳のダッキーは、モデルの卵を発掘するオーディション番組『オーストラリアズ・ネクスト・トップモデル』への出演をきっかけに、本格的にモデルとしての活動をスタート。
その後、順調に活躍の場を広げ、ファッションウィークのランウェイだけでなく、今ではバルマン(Balmain)、モスキーノ(Moschino)、オスカー・デ・ラ・レンタ(Oscar de la Renta)をはじめとするラグジュアリーブランドや、シンガーのリアーナがプロデュースするブランド「フェンティ(Fenty)」の広告塔を務める人気モデルへと成長。今年のヴィクトリアズ・シークレット・ファッションショーへの出演も決定している。
そんなダッキーは、前述したように、スラッと伸びた手足に驚くほどの小顔、さらにその愛らしい容姿から“リアル・バービー人形”と称されることも。
また、社会問題への関心が深く、ファッション業界における黒人モデルの不当な扱いや差別に対して声を上げるなど、モデルという立場を上手く利用して、積極的に“黒人女性としての誇り”を世間に向けて発信している。
今回、ロレアルの広告塔に就任したことを受けて、ダッキーは米WWDに「アンバサダーという立場を通して、より多くの女性がダークスキンの美しさを知り、愛してくれるようになったら嬉しい」とコメント。アンバサダーとして、女性たちに自信を与える存在になることを約束した。(フロントロウ編集部)