ホアキン演じる新星ジョーカーの姿
ヒース・レジャー、ジャレッド・レト、ジャック・ニコルソンほか、数々の名優が演じてきたDCコミックスの悪名高きキャラクター、ジョーカー。
そんなキャラクターが、2019年10月に全米公開を予定しているDC最新作『ジョーカー(原題)』で、新たに生まれ変わる。
主演を務めるホアキン・フェニックスによる「新星ジョーカー」の姿が、徐々に明らかになってきた。
ニューヨークで行われている撮影現場で、ホアキン演じるピエロに近い格好のジョーカーの姿を発見。蛍光色に近いグリーンの髪の毛に、白塗りされた顔、レッドとブルーで顔のパーツが強調されたジョーカーが、公衆電話で何者かと通話する姿は、遠くから見ても不気味さが十分伝わる。
今までのジョーカーとはひと味違うジョーカーの姿かと思いきや、地下鉄で撮られた現場では、ヒース演じた『ダークナイト』のジョーカーを彷彿とさせる、無造作にオールバックにしたグリーンの髪の毛とよれ気味のメイクで人々の恐怖を煽る存在に変身。
そのほか、地下鉄で行われたシーンには、ブルース・ウェイン(バットマン)の父であるトーマス・ウェインが市長に立候補していることを表す無数のポスターが壁に貼られている。
このポスターから、新作『ジョーカー』はブルースがバットマンとして活躍するよりもずいぶん前の出来事が語られることが分かる。
さらに、ジョーカーとともにピエロのマスクをかぶっている人々は、「ピエロを市長に」「金持ちを殺せ」「ファシストのウェインは恥」と掲げたスローガンを手にしていることから、新作ではこれまで闘ってきたバットマンVSジョーカーではなく、バットマンの父VSジョーカーの争いになる可能性がある。
これまで数々のジョーカー映画が作られてきたなかで、制作される映画『ジョーカー』。どんなストーリーになっていくのか、気になる公開日は全米で2019年10月を予定している。(フロントロウ編集部)