これまで映画『きっと、星のせいじゃない』をはじめ、『ビリオネア・ボーイズ・クラブ』など、数々のヒット作に出演して俳優として大きく成長を遂げているアンセル・エルゴートが、新たに「あの名作」に出演する。
次にアンセルが出演すると言われている名作とは、なんと映画『ウェストサイド物語』。『ウェストサイド物語』の元となったのは、1957年にブロードウェイで幕が開けたミュージカルで、同ミュージカルは社会的問題が反映されており大きな話題となった作品。その後、1961年に映画版が公開されると、1962年のアカデミー賞で10部門を受賞するという快挙を達成。
そんな歴史がある名作『ウェストサイド物語』を、『インディ・ジョーンズ』シリーズなどで知られる映画監督のスティーヴン・スピルバーグがリメイク。そしてメインキャラクターの1人であるトニー役にアンセルが抜擢された。
またスピルバーグ監督は、今回のキャスティングについて近年ハリウッドで問題となっている非白人のキャラクターを白人化するホワイトウォッシュを考慮し、マリア、ベルナルド、アニタ役にはラテン系アメリカ人の起用を考えており、マリア役にいたっては、歌って踊れるのは当然のこと、スペイン語を喋れるということも求めていると、米メディアHollywood Reporterは明かしている。
アンセルにとってもチャレンジとなる『ウェストサイド物語』は、2019年夏から撮影が開始される予定となっている。(フロントロウ編集部)