ただの「お化け屋敷」のはずが…
先日、米テネシー州のナッシュビルにある、「ナッシュビル・ナイトメア」というハロウィンの期間限定でオープンしているアトラクション型の「お化け屋敷」を訪れた男女3人組の身に起こった出来事が怖すぎると話題になっている。
地元紙によると、当時、3人が暗く狭い通路を歩いていたところ、骸骨に扮した男性から突然声をかけられ、「このナイフで友達を刺しなさい」とナイフを手渡されたという。
場所がお化け屋敷だったのと、男性の風貌から、この男性が客を怖がらせるために待ち伏せしていた従業員だと信じこんでいた3人は、当然ナイフも偽物だと思い、男性の指示通りに行動。
しかし、ナイフを受け取った女性が、一緒にいた男友達の左腕にナイフを刺すと、男性の腕が瞬く間に血だらけに…。
刺したあとに初めてナイフが本物であったことに気づき、状況を理解した3人だったが、時すでに遅し。彼らにナイフを渡した男性は、すでにそのナイフとともに姿を消したあとだった。
刺された男性はかなりの量を出血していたものの、駆けつけた本物の従業員たちから応急処置を受け、すぐに病院に搬送されたため幸い大事にはいたらなかった。
また、男友達を刺してしまった女性は、故意ではなかったこともあり、起訴は逃れる可能性が高いという。ちなみに、彼らにナイフを渡した男性はやはりお化け屋敷で働いていた従業員だったようで、現在、お化け屋敷の運営会社と警察が協力してこの男性の行方を追っている。(フロントロウ編集部)