ニコールは貴重なインタビューで何を語った?
オスカー女優のニコール・キッドマンが、米New York Timesのインタビューでめずらしく元夫で俳優のトム・クルーズとの結婚について語った。
「私が若くして結婚をして手に入れたものは、パワーではなく保護だった。もちろん愛のために結婚をしたけれど、トムのように業界で力のある男性と結婚したことは、私をセクハラから守ってくれた。結婚してからも仕事を続けていたけど、つねに守られていたわ。だから32歳か33歳の時に(離婚をして)そこから抜け出した時、私は成長しなくてはいけなかった」
じつはこのインタビューで、自身もMeTooの当事者であり、幼い頃から幾度となくセクハラの被害にあってきたことを明かしたニコールは、当時からすでに業界で力を持っていたトムと結婚することで、職場でのセクハラ被害から身を守っていたことを告白。“トム・クルーズの妻”というステータスが、ある種の“保護”になっていたことを明かした。
また、トムと結婚していた時のことを滅多に口にしない理由について、ニコールはこう語っている。
「22歳の時にトム・クルーズと結婚したことを話すのは正直気が進まないわ。なぜなら私は今最愛の人と結婚をしていて、(トムの話をすることは)なんだか彼に悪い気がするのよ」
トムの話題を避けているのは、トムとのあいだに何か問題があるからではなく、単純に現在の夫でシンガーのキース・アーバンへの気づかいからであると話した。(フロントロウ編集部)