ピッツバーグの銃乱射事件
現地時間27日の午前、ピッツバーグのシナゴーグというユダヤ教の礼拝所で、礼拝が始まる時間に合わせて突然起きた、銃乱射事件。
約100名の信者が集まった礼拝所で1人の銃を持った男性が、「ユダヤ人はすべて死ね」といった発言をしながら銃を乱射。
駆けつけた警察官と銃の撃ち合いになった末、拘束された男は、わずか20分間で11人を死亡させ、警察官を含む6人を負傷させた。
逮捕されたのは、ロバート・バウアーズという46歳の白人男性で、以前からSNSなどで反ユダヤ的な発言を繰り返していた。
連邦検察は、ジェフ・セッションズ米司法長官に対してロバート容疑者を死刑にするよう要請しており、ドナルド・トランプ米大統領も死刑復活を支持するような発言をした。
わずか20分間の悲劇に、ジャスティン・ビーバーをはじめ、多くのセレブが悲しみのコメントを残している。
ジャスティン・ビーバー
「ピッツバーグに祈りを捧げる」
ローレン・ハウレギ
「アメリカでは強い偏見がある白人による少数派の殺害が後を絶ちません。私たちが生きている時代がどんな時なのか気づかせて、みんなが行動に移すまで私は黙りません」
エレン・デジェネレス
「このツイートを読むすべての人に愛を送ります。すべての人々に。私たちはひとつなのです。すべての人に愛が必要です。すべての人に安らぎが必要です。ぜひみんなで与え合いましょう」
エイミー・シューマー
「ピッツバーグのシナゴーグの被害者と銃乱射事件の被害に遭ったすべての人々を想うと心が痛いです」
トム・ハンクス
「この写真は、スクイレルヒルの人々のために悲しんでいるピッツバーグの精神を表わしている」(「例外なく隣人を愛せ」と描かれた横断幕が掲げられた写真をツイートして)
ジョー・マンガニエロ
「思いは故郷ピッツバーグ、スクイレルヒルの人々と一緒です」
「ヘイトより強く」
バラク・オバマ
「ピッツバーグで殺害されたアメリカ人を思うと深い悲しみを感じます。私たちみんなが、反ユダヤ主義や、見た目や愛し方、祈り方に違いがある人に対するヘイトの表現に立ち向かわなければいけない。罪のない人を傷つけようとする人が簡単に銃を手にできるという状況を防がなければいけない」
ナイル・ホーラン
「トランプはシナゴーグの中に防具を持ったガードがいれば、“数字”がもっと減っていたとレポーターと話しているけど、もし銃がなければ、そもそも撃つ人がいない。現実を見てくれ」
(フロントロウ編集部)