『紅の豚』英語版は『Porco Rosso(ポルコ・ロッソ)』
ジブリの名作『紅の豚』は、英語版では『Porco Rosso(ポルコ・ロッソ)』というタイトルで公開された。
そんな作品で主人公のポルコ・ロッソの吹き替えを担当したセレブが豪華。
呪いを受けて豚になってしまったパイロットのポルコは、そのダンディな出で立ちが特徴的なだけに、吹き替えを担当する俳優もポルコに似合うダンディなセレブが抜擢された。
2003年にディズニーによってアメリカ版が公開された『紅の豚』でポルコの声優を務めたのは、マイケル・キートン。
初代バットマンを演じたことでも知られるマイケルは、現在67歳。63歳の時に出演したオスカー受賞映画『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』で再び注目を浴びたマイケルは、『スパイダーマン:ホームカミング』ではスパイダーマンの敵を熱演。年を重ねるたびに魅力が増すダンディなイケメン俳優としての呼び声も高い。
そしてフランス版のポルコの吹き替えには、ジャン・レノが抜擢。
代表作『レオン』では何にもうろたえない殺し屋を熱演。ディズニーのアニメ映画『ライオン・キング』のフランス語吹き替えでは、王のムサファの声を担当したジャンが、フランス語版でダンディなポルコ役を見事に演じて大絶賛された。
マイケルとジャンという大御所俳優がポルコの声を務めた『紅の豚』。ほかにも、『となりのトトロ』や『もののけ姫』など、ジブリ映画の海外版の吹き替えには多くの人気セレブが声の出演を果たしている。(フロントロウ編集部)