アイルランドで起きたレイプ事件の裁判で、被害者の少女が事件当時に着けていた「下着」を争点にあげた弁護士に批判が殺到している(フロントロウ編集部)

被害者の「下着」を理由に無罪を主張

 先日、アイルランドで行われたレイプ事件の裁判で、加害者側の弁護士が被害にあった17歳の少女が事件当時身につけていた「下着」を理由に、“少女には男性(加害者)と性行為をする意思があった”と主張し、無罪を勝ち取ったことに世間から批判が集まっている。

 事件の詳細は明らかにされていないが、最終弁論の際、加害者側の弁護士は被害者の「下着」を争点にあげ、裁判官と陪審員たちにこう訴えかけたという。

 「(レイプをしたとされる)男性に少女が好意を抱いていた、もしくは出会いを求め、誰かと関係を持つことにオープンだったという可能性もありますよね? 事件当時の被害者の服装を思い出してください。彼女は表がレース素材のTバックをはいていたのですよ

 被害にあった少女と被害者側の弁護士は、レイプ事件で必ず争点としてあがる「性行為への合意」について、「合意していない」と再三にわたって否定してきた。

 しかし、加害者側の弁護士が、少女が事件当時身につけていた下着が「Tバック」だったことを明かし、“少女が性行為に乗り気だった”と思わせるような発言をしたことで、裁判官と陪審員らの少女に対する心象が一変。12人中8人の陪審員が男性だったことも影響してか、結局、加害者の男性は無罪放免となった。

 この裁判の結果と少女の下着を争点にあげた弁護士に世間からは怒りの声が。

 SNSを中心に、「レイプはレイプ。どんな服装をしていようが、下着を身に着けていようが関係ない」「Tバックをはいてるからといって、セックスに乗り気なわけではない」などといった書き込みが広まっている。(フロントロウ編集部)

この記事を気に入ったら、「FRONTROW」のfacebookページをいいね!する

This article is a sponsored article by
''.