2018年のクリスマスは、正式にロイヤルファミリーの一員として過ごすメーガン妃。お腹の中ですくすくと成長する夫ヘンリー王子との第1子が誕生を心待ちにしながら、エリザベス女王をはじめとする親族と楽しいひと時を満喫することが予想されるけれど、クリスマスの目玉であるプレゼントに関する作法は、アメリカで民間人として生活していた頃とは少し違ったルールに順応することになるよう。
というのも、アメリカでは、プレゼントはクリスマス当日の12月25日の朝に開けるのが一般的なのに対して、イギリス王室では、その1日前である12月24日、クリスマス・イブにプレゼントを開けるというのが習わしだから。
しかも、アメリカやカナダそしてイギリスの一般家庭では、サンタクロースが訪れた翌朝にツリーの下に置いてあるプレゼントを家族みんなでワクワクしながら空けるというのが主流だけれど、イギリス王室では、イブに開かれるティーパーティでそれぞれが用意したプレゼントを一度テーブルの上に並べ、その後、交換するという、より現実的な方法が通例となっている。
これは、元を辿ればロイヤルファミリーがドイツ系の家系であることに由来しており、ドイツのクリスマスの方式になぞらえてプレゼントに関する作法が継承されているためなのだそう。
さらに、クリスマス当日の朝には、ロイヤルファミリー全員で教会での朝の礼拝に行くことが決まっており、ゆっくり家族団らんというワケにはいかないよう。
アメリカで過ごした幼少期と比べると、若干ワクワク感には欠けるイギリス王室のクリスマス。それでも、メーガン妃にとっては新しい家族と過ごすかけがえのない時間となるはず。(フロントロウ編集部)