イギリス国民を対象にあらゆる分野で活躍する人物やビジネス、ブランドなどの人気度や知名度などを調査するマーケティングサイトのYougovが「最も好きなロイヤルファミリー」を調査。そのランキングが発表された。
10代から70代までの男女を対象に行われたリサーチで見事1位を獲得したのは、メーガン妃との5月のロイヤルウェディング以降、フィーバーを巻き起こしているヘンリー王子。妊娠中のメーガン妃を優しく気遣う姿や、行く先々の公務で王室のルールをやぶってまで人々にハグや記念撮影をサービスする人の良さが好感を得て、人気度77%を獲得してトップに輝いた。
2位は、イギリス連邦王国の君主である御年92歳のエリザベス女王。存命の君主で世界第1位の長期在位君主であるエリザベス女王は、人気度74%を獲得。年齢を重ねてもつねに凛とした態度で群衆の前に登場し、余暇には大好きな競馬を嗜む、相変わらずバイタリティ溢れる姿に感銘を受ける国民が多いよう。
3位はヘンリー王子の兄、ウィリアム王子。4月に妻キャサリン妃との間に第3子となるルイ王子が誕生したウィリアム王子は、子煩悩なパパぶりと、自身の薄毛をネタにした自虐ジョークなどで好感度をキープ。人気度73%を獲得した。
4位は人気度63%を獲得したウィリアム王子の妻キャサリン妃。ルイ王子の出産・育児に合わせてしばらく公務を休んだものの、長男のジョージ王子、長女のシャーロット王女の育児に奮闘する姿や、英王室きってのファッションアイコンとして親しまれながらも、何度も同じアイテムを着回す庶民派ぶりに親近感を覚える人が多数。
人気度56%を獲得して5位となったのはエリザベス女王の夫フィリップ殿下。昨年エリザベス女王との結婚70年を迎えた97歳のフィリップ殿下は、今年4月に臀部の手術のために入院するなど容体が心配されるが、エリザベス女王を支え続ける献身的な夫としてイギリス国民の尊敬を集めている。
そして、6位にランクインしたのが、ヘンリー王子との結婚をもって、今年から王室入りしたメーガン妃。ロイヤルウェディングから妊娠発表まで、話題に事欠かなかったメーガン妃は、新参者ながらチャールズ皇太子やカミラ夫人、そのほかのロイヤルファミリーよりも高い人気度55%を獲得した。
7位はチャールズ皇太子(人気度48%)、8位はアン王女(エリザベス女王の長女/人気度47%)、9位はザラ・フィリップス(エリザベス女王の孫/人気度43%)、10位はカミラ夫人(チャールズ皇太子の妻/人気度29%)となっている。(フロントロウ編集部)