2017年にルイス・フォンシ&ダディー・ヤンキーがリリースした大ヒットソング「デスパシート」以降、J.バルヴィンの「ミ・ヘンテ」など音楽界はラテンブームに。ジャスティン・ビーバーやビヨンセをはじめ、多くのアーティストがラテン系アーティストとコラボを果たしている今、とくに注目を集めているのがラッパーのバッド・バニー。
彼はプエルトリコ出身の24歳という若きアーティスト。幼いときからアーティスト志望だったバッド・バニーは、スーパーでバイトをしながら音楽制作に取り組んでいたが、2016年ついに転機が訪れる。これまでSoundCloudに自作の楽曲をアップし続けており、それがDJルイアンの目に留まり、ルイアンが立ち上げたレーベル「ヒアー・ディス・ミュージック」に所属することに。
2017年にはダディー・ヤンキーをはじめ、ベッキー・G、J.バルヴィンなどとコラボを果たしその名を広めると、リリースした楽曲がビルボードのホット・ラテンソングのチャートで次々とランクイン。それからというもの、ラテンブームの後押しもあり、一気にスターダムへと駆け上る。
注目アーティストとして一目を置かれるようになったバッド・バニーの勢いは止まらず、2018年に続々と大物アーティストとのコラボを果たす。今年はすでに、カーディ・Bやジェニファー・ロペスをはじめ、ドレイクやウィル・スミスといった第一線で活躍するアーティストとコラボを果たし、ラテン音楽界だけでなく世界中にその名を轟かせた。
また注目されているのは、彼の音楽性だけでなくファッションも。2018年に行われたアメリカン・ミュージック・アワードでは、J.バルヴィンと一緒にレッドカーペットに登場した際、おでこに目がつけられ度肝を抜くスタイルを披露。
個性的なサングラスがアイコン的存在となっているバッド・バニーは、プライベートでもカラフルでオシャレな服装が多く、若者のファッションアイコンとしても注目の的に。
これからもますます注目されそうなバッド・バニー。2019年はどんな大物とコラボを果たすことになるのか要注目。(フロントロウ編集部)