「ツイッター衝動を抑えます」
先日、95歳で他界したマーベルの重鎮スタン・リー。アメコミ界のレジェンドとして、多くの人々から慕われたスタンの死に、たくさんのセレブが追悼メッセージを送った。
このセレブの追悼メッセージに、俳優のアーミー・ハマーが疑問符を投げかけるツイートをしたことで物議を醸している。
スタンの死を受けて、多くのセレブがスタンと一緒に映った写真を投稿した追悼メッセージに、アーミーは現在は削除されているツイートでこうコメント。
「セレブたちが自分とスタン・リーとの写真を投稿して感動している…真のレジェンドを記念するのに自分の写真を載せるより良い方法はないね」「もしスタンの功績があなたの人生(すなわち僕たちの人生)に影響を与えたなら、彼の作った最も心動かされた作品を投稿しようよ。自撮り写真を載せることで彼の死が、彼と一緒に写真を撮れたイカした君たちのことになってしまっている」
ロバート・ダウニー・Jr.やヒュー・ジャックマンをはじめ、スタンと深く関わりがあった一流セレブたちが追悼メッセージでスタンと一緒に写った写真を投稿しているなかで、それらのメッセージを抗議するような発言をしたアーミー。
そんなアーミーのツイートは瞬く間に炎上し、大バッシングのコメントが殺到。そのなかには『ウォーキング・デッド』の俳優ジェフリー・ディーン・モーガンのコメントもあり、「君は人の悲嘆や思い出を利用して自分に注目を集めたようだね」「A-hat(※アスハット:ばかの意味)みたいに聞こえるよ」と、アーミーのツイートをチクリと刺した。
物議を醸しているツイートから数日後、アーミーはツイッターを更新し、謝罪文を公開。
「自撮り文化に関する必要のないコメントをしてしまい、私(本当にアスハットです。ジェフリー・ディーン・モーガンありがとう)は真のアイコンの死を悼む多くの人々をうっかり傷つけてしまいました。心からお詫び申し上げます。そしてツイッター衝動を抑えるよう努めます」
ジェフリーがアーミーに送った言葉を引用して、今回の発言について謝罪した。
アーミーがツイッターで失言するのは今回が初めてではなく、以前も何度かツイッターが炎上したことがある。
2017年の米The Wrapのイベントで、アーミーはツイッターであらぬことまで口走ってしまう理由を、「ばかなこと言っているとどうしても返答してしまう。それで炎上しちゃう」と語り、「僕はただ衝動を抑えられない」ということから、一時はツイッターをやめていた。(フロントロウ編集部)