マーベル・ヒーローたちの「行きつけレストラン」
映画『アベンジャーズ・インフィニティ・ウォー』ほか、数々のマーベル作品を手がけた名監督兄弟として知られるアンソニー・ルッソとジョー・ルッソ。
ルッソ兄弟の兄であるアンソニーは、美食家として知られ、監督業の傍らレストラン経営も行っている。
アンソニーが2018年秋にロサンゼルス・ダウンタウンにオープンしたレストラン「シモーン(Simone)」は、マーベル作品の出演者たちをはじめとする人気セレブも足を運ぶ、最新グルメスポットに。
オープニングイベントにはキャプテン・マーベル役のクリス・エヴァンスやブラック・ウィドウ役のスカーレットヨハンソンらマーベル映画でおなじみの顔が多数。写真右端がアンソニー・ルッソ監督。
「かぼちゃ」を初体験
若手敏腕シェフとしてアメリカ料理界で注目を浴びるジェシカ・ラーギーが指揮をとる同レストランの厨房を、映画『スパイダーマン:ホームカミング』に主演したトム・ホランドがアンソニーと共に訪問。秋冬の旬素材を使ったジェシカの最新メニューをテイスティングした。
日本発の品種のかぼちゃを主役に、レッドケール、マッシュルーム、パッションフルーツといった食材を組み合わせた上品かつ斬新な一皿を前に、トムは、じつは、今までの人生でかぼちゃを食べたことが一度もないと驚きの告白。
「かぼちゃの種(※)は食べたことがあると思うんだけど、かぼちゃ自体は食べたことがないんだ」と明かしたトムに、ジェシカが「本当に?」と少し驚きの色を見せるなか、アンソニーは、「絶対好きになると思うよ」と味を保証していた。
※海外ではスナックとしてナッツ感覚でかぼちゃの種を食べることが多い。パンプキンシードと呼ばれ、健康効果の高いスーパーフードとしても注目されている。
ローストしたかぼちゃに、ソテーしたケールとマッシュルームを添え、オレンジジュースにブラウンバターを混ぜたソースとパッションフルーツソースをかけたファンシーな逸品に、「こんな最高のメニューで“初めてのかぼちゃ”を体験したら、今後の人生で食べるかぼちゃは全然おいしくないと感じるかもしれない」と可愛らしいコメントをしながら完成を待っていたトム。
味見タイムでは、モグモグと口を動かしながら「ワォ! 」とかぼちゃの味に感動し、「すっごく美味しい!」とひと言発すると、黙々と箸ならぬフォークを進めて堪能していた。
トムの“かぼちゃ初体験”はコチラの動画から視聴できる。
(フロントロウ編集部)