映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の世界的な大ヒットによって、MCU映画に登場したキャラクターがある学問の歴史的発見に力を貸した。(フロントロウ編集部)

歴史的な「新種」にマーベルキャラの名が

 映画『アベンジャーズ4(仮)』の正式タイトルが、予告編とともにそろそろ公開されるというウワサが広がり、ファンが今か今かと心待ちにしているなか、前作の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』が、思わぬところで新たな影響をもたらした。

 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』では、2012年の『アベンジャーズ』から少しずつ存在が明かされてきた、マッド・タイタンの異名を持つ最強の敵サノスの全貌が明らかになり、アベンジャーズだけでなく人類を最悪の危機にさらした。

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そんなサノスが、先日、新種の恐竜が発見されたというニュースで、予想外の役割を果たした。

 ブラジルのサンパウロで発見されたという新種の恐竜は、凶暴なティラノサウルスと同じく肉食恐竜。1億4,500年前に生息していたとみられるこの恐竜の名前が、「サノス・シモナットイ(Thanos simonattoi)」と命名されたと、英HistoricalBiologyが発表した。

 マーベルで描かれた誰もが恐れるサノスの名前がつけられた新種の恐竜。それもそのはず、この「サノス・シモナットイ」は、ほかの恐竜に比べて竜骨が発達しており、繁殖能力も高く、巨大な肉食恐竜をも恐れる存在になりうるとの見方がある。

 MCUで描かれた計り知れないパワーが影響して、サノスが新種の恐竜に命名された。ジョシュ・ブローリンが見事に演じたサノスがスクリーンを飛び越え、古生物学の歴史的な発見にひと役買った。(フロントロウ編集部)

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