見知らぬ男性から性的暴行被害を受けた女性が、被害にあった直後の自分の姿を撮影した写真を公開。その勇気ある行動に込められた思いとは?(フロントロウ編集部)

※この記事には実際の写真が添付されています。

暴行を受けたあとの生々しい傷あとが…

米ニューヨーク出身のアンドレア・シチニャーノがフェイスブックで公開した「写真」が大きな反響を呼んでいる。

画像: 暴行を受けたあとの生々しい傷あとが…

現在学業のためにスペインのマドリードに暮らすアンドレアは、昨年12月、自宅に帰る途中に声をかけてきた見知らぬ男性から暴力を受け、そのままレイプされた。

この日、誤って違うバスに乗ってしまったアンドレアは、一度も訪れたことがないエリアで下車。まったく土地勘がない場所だったこともあり、「自宅へ帰る方法を教えてあげる」と声をかけてきた見知らぬ男性についていってしまった。しかし、途中で「やはり危ないかもしれない…」と思ったアンドレアは、男性に断りを入れ、その場を去ろうとしたのだがすでに手遅れだった。

アンドレアが拒否反応を示したことで、男性の態度が一変。急に暴力的になり、アンドレアが抵抗すればするほど暴力は激しくなり、最終的に何度も顔を殴られたという。

「視界が血に染まった」

画像: アンドレアがフェイスブックで公開した写真。

アンドレアがフェイスブックで公開した写真。

この時のことをこう振り返ったアンドレアは、「抵抗したら殺されるかもしれない」という恐怖から、抵抗することができず、男性の言いなりになるしかなかった。

男性からレイプされているあいだ、コワくてずっと目を閉じていたというアンドレア。次に目を開けた時にはもう男性の姿はなかった。

その後、必死で助けを求め、救急車で病院へと搬送されたアンドレアは、すぐに警察に被害届を提出。それから数日後に容疑者とみられる男が逮捕された。

レイプ事件の被害者のなかには実名を公表をすることはもちろんのこと、警察での事情聴取や裁判で何度も事件について聞かれることなどに抵抗を感じ、被害届すら提出しない人もいる。にもかかわらず、アンドレアはなぜ実名と被害にあった直後の自分の写真を公開しようと思ったのだろうか?

それは1人でも多くの人たちに「レイプ被害の実態を知ってほしい」という思いがあったからだという。「あなたのことを傷つけようとする人の前では、あなたが持つ強さも賢さもすべて無力です」と話すアンドレアは、彼女が公開した写真が何かしらの変化をもたらすことを望んでいるという。(フロントロウ編集部)

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