Photo:ゲッティイメージズ,スプラッシュ/アフロ
 アンジェリーナ・ジョリーが2020年に行われるアメリカ大統領選挙選への出馬について意欲的なコメントをした。(フロントロウ編集部)

 昨今では、女優業や監督業よりも人道支援活動に精力を注いでいるアンジェリーナ・ジョリーが、次期米大統領選への出馬について意欲的な姿勢を示した。

 英BBCのラジオ番組『Today (トゥデイ)』に出演したアンジェリーナは、司会者のジャスティン・ウェブとセクハラ・性的暴力問題やソーシャルメディアが世間に与える影響、アメリカの政治問題や難民問題などの幅広いトピックについて談義。

 そのなかで、「将来アメリカ大統領選に出馬する可能性はあるか? 」とたずねられたアンジェリーナはこんな風に答えた。

「もし20年前に同じ質問をされていたら、笑ってしまっていたでしょうね…。私はいつも、自分が必要とされる場所ならどこへだって行くというスタンスよ。まあ、自分が政治に向いているかは分からないけど…。でも、私には『もう隠すものは何もないし』(政治家になるにはちょうどいい)ってよく冗談を言っているの」

 遠まわしに大統領としての職に興味がないわけではないと示唆したアンジェリーナは、続けてジョークを交えながらこう話した。

「私はどんなアイディアにもオープンよ。これまで散々いろんなジャブを食らってきたから、打たれ強いし。正直なところ、もし自分が何か変化をもたらすことができるなら、何だってするわ。政府と一緒に問題に取り組むこともできるし、軍とともに仕事をすることだってできる。それから、数々の興味深い会談に参加していろんなことを成し遂げたりね」

 このアンジェリーナの“まんざらでもない”発言を受け、司会者が「2020年に民主党から出馬する議員のリストにアンジェリーナが名を連ねるかもしれない」とコメントすると、アンジェリーナは「ありがとう」と笑いながら答えていた。

 米次期大統領選に関しては、これまでにも、大物女性司会者のオプラ・ウィンフリーや、映画『ワイルド・スピード』の俳優ドウェイン・ジョンソン、ラッパーのカニエ・ウェストなど、さまざまなセレブの出馬の可能性がウワサされてきた。

 10年以上前からチャリティ活動に勤しみ、難民問題や女性の人権問題などに熱心に取り組んできたことで知られるアンジェリーナも、そんな“セレブ政治家候補”として以前から注目を集めてきたセレブの1人。

画像: アンジェリーナ・ジョリー、2020年米大統領選出馬に意欲を見せる
画像: 2018年1月、娘たちを連れてヨルダンの難民キャンプを訪問したアンジェリーナ。

2018年1月、娘たちを連れてヨルダンの難民キャンプを訪問したアンジェリーナ。

 彼女が実際に大統領選に出馬する可能性は低いかもしれないが、今回の発言にある通り、世界に何かポジティブな変化を生み出せるなら手段は選ばず、それが米大統領への出馬なのであれば、喜んで引き受けるという考えを持っていることは確かなようだ。(フロントロウ編集部)

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