日本時間1月7日開催された第76回ゴールデン・グローブ賞授賞式。華やかな衣装に身を包んだ有名セレブたちがレッドカーペットを彩るなか、その背後でひたすらポーズを決め、カメラ目線を送るひとりの若い女性が…。
その女性とは、会場で“セレブが指名買いする水”として知られるフィジーウォーターを配っていたアルバイトのアシスタント女性。
ほかのアシスタントたちとお揃いのブルーのドレスを着用し、来場者たちにフィジーウォーターを配布して回っていたこの女性は、テレビの部ドラマ部門の男優賞を受賞したドラマ『ボディガード -守るべきもの- 』のリチャード・マッデンや、映画『ボヘミアン・ラプソディー』のルーシー・ボイントン、女優のカミーラ・ベルらの背後でばっちりカメラ目線でアピール。
とにかくたくさんのセレブの背後に登場した彼女は、果ては、ジム・キャリー、ジェイミー・リー・カーティス、ニコール・キッドマンといった超大御所セレブの写真にもさりげなく写り込んでいた。
この型破りな行動に批判の声が上がるかと思いきや、執念深くセレブの写真に写り込みまくる彼女のガッツには、逆に称賛の声が集まることに。
SNS上では同アワードで主要5部門にノミネートされたレディー・ガガ主演の映画『アリー/ スター誕生』にかけて、彼女を「新たなスターの誕生」と褒め称えたり、「この女性にこそ最優秀助演女優賞をあげたい!」といったジョークが相次ぎ、彼女を“フィジーウォーター・ガール”と名づけて動向を追う専門ツイッターアカウントまで誕生した。
予想外のフィーバーぶりを見せたこの女性の正体は、普段はモデルとして活動しているケレス・カスバート。
無名モデルから一気に“時の人”となったことに満足した様子のケレスは、インスタグラムにゴールデングローブ賞での写真を投稿し、「悪くない日曜日の過ごし方…」とコメント。「Fijiwatergirl(フィジーウォーター・ガール)」のハッシュタグを添えてちゃっかりアピールしていた。(フロントロウ編集部)