90秒間のスペシャル・エディションが公開
2019年3月15日に日本公開される映画『キャプテン・マーベル』の最新トレーラーが公開された。“スペシャル・エディション”と称された90秒間の映像は、アメリカ本国でこれまでに公開されている予告編2本、テレビCM2本よりも、はるかに多くの情報を含む内容となっている。
『キャプテン・マーベル』は、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)映画史上初の女性ヒーロー単独の映画として、世界中のファンたちの間で大きな期待と注目を集める作品。
1995年を舞台にしていることが明かされている同作の最新トレーラーの冒頭では、ブリー・ラーソン演じる主人公のキャロル・ダンバース(キャプテン・マーベル)が、サミュエル・L・ジャクソン演じる若き日のニック・フューリーのバーを訪れ、同作で悪役として描かれると推測されている変幻自在の宇宙人“スクラル”が地球に侵略しはじめていると警告。
フューリーに「スクラルではないことを証明して見せろ」と言われたキャロルが、「スクラルはこんなことできないでしょ」と、自身の能力を見せつけるために店内の一部を破壊して見せるコミカルなシーンも含まれている。
アベンジャーズの起源に言及
見どころたっぷりな今回の予告編の中で、最もマーベルファンたちを盛り上がらせているのが、フューリーと彼の片腕としてマーベル・ヒーローの抜擢と結集に一役買ったS.H.I.E.L.D.の敏腕エージェント、フィル・コールソンのある会話。
キャプテン・マーベルについて「彼女みたいなヒーローは見たことがない」と話すフューリーに続き、コールソンが「ほかにも彼女みたいな人を見つけられるかな」とコメント。その後、ニックが「彼女はただの始まりに過ぎない」と話す場面があるのだが、マーベルファンたちの間では、2人のこの時の会話が「アベンジャーズ結成のそもそもの起源なのでは? 」と持ちきりになっている。
終盤には、ジュード・ロウ演じる謎のキャラクターが、クリー人の師匠としてキャロルを厳しくしごきまくるシーンや、ついにキャプテン・マーベルとして覚醒したキャロルがとてつもない能力を発揮するシーンも。とにかく3月の公開までが待ち遠しくなる盛りだくさんな内容となっている。
(フロントロウ編集部)