『キャプテン・マーベル』は女性のための映画
今年3月15日より日本で公開される映画『キャプテン・マーベル』を様々な事情により自費で見ることができな少女たちに「見せてあげたい」という思いから、アメリカの活動家フレデリック・ジョセフがクラウドファンディングサイト「GoFundMe(ゴー・ファンド・ミー)」でチケット代の募金を呼びかけたところ、あっという間に目標金額の20,000ドルを集めることに成功。目標を達成した現在もさらなる広がりを見せている。
マーベル映画で女性ヒーローが単独で主役を務めるのは『キャプテン・マーベル』が初。このプロジェクトを発足したジョセフ氏は、米comicbookに「キャプテン・マーべルはスーパーヒーローであり、アスリート、さらに勇敢なパイロットでもある。『女性は何でもできる』ことを証明する存在です」と説明し、まさに“女性のための映画”である本作を未来ある少女たちに見せることの重要性について語った。
この画期的なプロジェクトに、キャプテン・マーベルを演じる女優のブリー・ラーソンも賛同。さっそく自身のインスタグラムで、「様々な事情からこの映画を見ることができないロサンゼルス在住の少女たちのために、この映画が見られるよう支援してあげましょう。今、ほかの地域や国でも同じようなことができないか、模索しているところよ」と、協力を呼びかけた。
そんななか、真っ先に行動を起こしたのは、映画『キャプテン・アメリカ』シリーズはもちろんのこと、『アベンジャーズ』シリーズでもスーパーヒーローのキャプテン・アメリカを演じているクリス・エヴァンス。
自身のツイッターで早速寄付したことを明かし、この活動を広めるために使用されているハッシュタグ「Captain Marvel Challenge(キャプテン・マーベル・チャレンジ)」を使って、この活動を拡散するためにひと役買った。
Thanks pal
— Brie Larson (@brielarson) 2019年1月15日
寄付を報告するクリスのツイートに、ブリーがすかさず「ありがとう」と返信。
ちなみに、このクラウドファンディングをスタートさせたジョセフ氏は、昨年世界中で大ヒットを記録した映画『ブラックパンサー』が公開された時にも、ニューヨークの貧しい地域に暮らす子どもたちに映画を見せるために同じ方法でチケット代の募金を呼びかけ、目標金額の約3倍である50,000ドル超の募金を集めた実績を持つ。(フロントロウ編集部)