2019年3月5日にリリースされるUnicode 12.0に先がけて、新たにお目見えする新絵文字のリストが公開された。
計59種、肌色などのバリエーションも含めると計230種という今回の新絵文字には、昨今若い女性に人気を博している動物「ナマケモノ」や「カワウソ」、女性の人権支援団体のはたらきかけによってようやく誕生した「月経/生理」を意味する絵文字や、障碍を持つ人々への配慮を示す「介助犬」、「義足」、「補聴器」といった絵文字も追加に。
発表と同時に新絵文字をまとめた動画も公開された。
しかし、新絵文字として追加されたものの中には、使用方法に首を傾げてしまうものも。
今回発表されたなかで、とくに注目を集めているのは、実際には「ほんの少し」や「少量」、「ちょっとだけ」といった意味を持つ親指と人差し指をすぼめるハンドジェスチャーの「Pinchin Hand(ピンチング・ハンド)」と呼ばれる絵文字。
この絵文字を見た一部の人々の間で、男性器のサイズを表すという活用方法しか思いつかないと話題に。
ツイッターでは「ついに、小さなペニスを表す絵文字が誕生した!」、「使用法はそれしかないでしょう」、「女友だちとのグループメールで活用しよう」といったコメントが続出。思いもよらぬ盛り上がりを見せている。
これまで海外では「ナス」の絵文字が男性器を表すものとして多用されてきたけれど、この「ピンチド・ハンド」もそれと合わせて使われることになる?
デート後、相手の男性にメッセージを返信する際、うっかり使ってしまうと、誤解を招いてしまうかも。 (フロントロウ編集部)