故マイケル・ジャクソンに再び児童への性的虐待の疑惑が浮上していることが影響して、蝋人形がショッピングモールから撤去された。(フロントロウ編集部)

MJの人形が暴動を引き起こすと懸念

 「キング・オブ・ポップ」として知られる世界的アーティストのマイケル・ジャクソンの蝋人形が、デンマークで最も古いショッピングモールであるロエドーブ・セントラムから撤去された。

 亡くなってから10年が経つ今年、再び浮上したマイケルの児童虐待の疑惑が原因で、児童虐待の反対派とマイケルのファンの間で緊張感が高まっていることから、同ショッピングモールが、暴動を引き起こす恐れがあるとしてマイケルの蝋人形を撤去した。

画像: ※イメージ画

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 現地のAP通信によると、このショッピングモールには、すでに子供を持つ家庭などから多くのクレームが届いているといい、さらに今月からデンマークの学校が冬休みに入ることを考慮して今回の決断に至ったとしている。

 同ショッピングモールには、マイケルのほかにマリリン・モンローやジュリア・ロバーツの蝋人形が展示されているといい、今回の件で生まれた空きはブラッド・ピットの蝋人形が埋めたという。

世界中で物議を醸す番組で疑惑が再浮上

 マイケルの児童虐待の疑惑に再び注目が集まっている理由は、約4時間に及ぶドキュメンタリー番組『リーヴィング・ネバーランド(LeavingNeverland)』がサンダンス映画祭で上映されたことから。

画像1: 世界中で物議を醸す番組で疑惑が再浮上

 この番組については、制作元のHBOが番組を発表した段階ですでに物議を醸しており、マイケルの遺産を管理するマイケル・ジャクソン・エステートがHBOに対して「公開リンチ」だと訴える抗議文を提出している。

 サンダンス映画祭の時も、ファンがボイコット運動を呼びかけ、会場では警察が警備体制を強化する事態に発展した。

 『リーヴィング・ネバーランド』は、幼少期にマイケルから性的虐待されたと訴える2人の被害者の告発をベースに、マイケルの児童への性的虐待の疑惑を追うドキュメンタリー番組。

 番組で告発した被害者のひとりで、幼少期にマイケルと共演したことがあるウェイド・ロブソン(※)は、「僕にとって(この番組は)気づきを促すためのもので、被害者の助けや予防になればいいと思っています。僕の身に起きたことは変えられないけど、今僕が出来るのは小さな影響を生むことです」と、米TMZに明かしている。
※ウェイドは2013年に、マイケルから7年間にわたり性的虐待を受けていたとしてマイケル・ジャクソン・エステートを訴えたが、2017年に棄却された。

画像2: 世界中で物議を醸す番組で疑惑が再浮上

 マイケルによる児童虐待が初めて告発されたのは1993年。13歳の少年がマイケルから性的暴行されたとしてロサンゼルス市警察が捜査を開始してから、2009年に他界した後も、マイケルとマイケル・ジャクソン・エステートは幾度となく訴えられ、児童虐待の疑惑は死去した後も問題になっている。(フロントロウ編集部)

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