アメリカ国内にある2つのテーマパークで出禁
米カリフォルニア州にあるディズニーランドの敷地内で、2020年に行われる米大統領選でのドナルド・トランプ現米大統領の再選を応援する巨大なバナーを掲げた男性が、同園を出禁にされたことがわかった。
目撃者によると、男性は園内にあるクルーズ船に乗っている最中に無断で巨大なバナーを掲げているところをスタッフに見つかり、そのままどこかへ連行されていったという。
じつは、この男性は昨年フロリダ州にあるディズニー・ワールドでもアトラクションのなかで同様の行為を行なって、園内から追放された“前科”がある。
ご存じない方も多いかもしれないが、ディズニーは、ディズニーランド等のリゾート施設の敷地内で、「デモや演説をおこなったり、宣伝目的でプラカードやバナーを掲げたりすることを一切禁止」しており、男性はこの規定に触れる行為を1度や2度ではなく過去に何度も繰り返していたことから、前回同様、今回も「即追放」の罰を受けることとなった。
騒動後、ディズニーは声明文を発表し、「ディズニーは楽しい時間を過ごすために園に来たすべてのお客さまを歓迎します。(中略)ほかのお客さまの楽しいひと時を守るためにも、このような措置をとりました。園にいらしたお客さまは、一個人の身勝手な行動によって嫌な思いをするために、ディズニーランドにへ来るわけではありません。あの紳士はほかのお客さまのディズニーランドでの楽しいひと時や、家族の思い出を台無しにしたのです」と、男性の行動を痛烈に批判した。
これでこの男性は、アメリカ国内に2つあるディズニーのテーマパークの両方ともで出禁となってしまった。(フロントロウ編集部)