キムが警告した「モモ・チャレンジ」とは?
人気リアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』に出演するキム・カーダシアンが、YouTube(ユーチューブ)やWhatsApp(ワッツアップ)といったSNSを通じて子供たちと接触し、過激な指令を出して実行させる「モモ・チャレンジ」の危険性について警告した。
「モモ・チャレンジ」とは、SNSに表示される宣伝広告などを介して特定の番号に連絡するよう誘導し、チャットを通じて相手に様々な「チャレンジ(挑戦)」を課していくというもので、回を追うごとに要求がエスレートしていく傾向にある。なかには人を刺したり、自殺したりすることを求める内容のものもあるといい、欧米では死者も出ている。中高生だけでなく、小学生ぐらいの子供たちが被害にあった例もあり、親の知らないところで子供たちのあいだで「モモ・チャレンジ」が蔓延している可能性も。
ちなみに、「モモ・チャレンジ」の“モモ”とは、問題の番号に連絡すると送られてくるおぞましい見た目をした生き物のことで、英BBCによるとこのキャラクターを作り出したのは日本人アーティストだが、本人の許可なく無断で使用されているという。
夫カニエ・ウェストとのあいだにノースちゃん、セイント君、シカゴちゃんの3人の子供がいるキム。一見普通の動画のなかに「モモ・チャレンジ」に誘導する内容の宣伝広告が挿入された悪質なものがYouTubeにアップされてることを知り、いち母親として、この事態を放っておくわけにはいかないと感じた彼女は、自身の影響力を利用して該当する動画を取り下げるようYouTubeに直訴。
キムの読み通り、彼女の声はすぐにYouTubeのもとへと届き、YouTube側は「モモ・チャレンジ」に関する通報を深刻に受け止め、適切な対処をすると約束した。(フロントロウ編集部)
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