映画『トランスフォーマー』シリーズで、その可愛らしさから人気の高いキャラクターのバンブルビー。そんなバンブルビーの知られざる物語を、1980年代を舞台に描くスピンオフ作品『バンブルビー』が3月22日公開される。今作はバンブルビーと、バンブルビーを偶然見つけたチャーリーの交流にフォーカスを当てたもの。これまでのシリーズではラジオの音声を使って話していたバンブルビーが、今作ではなんと自分の声でしゃべり始めるのも見どころの1つ。
そんな映画『バンブルビー』のジャパンプレミアが3月12日に行なわれる予定で、主役チャーリーを演じたヘイリー・スタインフェルドと、監督のトラヴィス・ナイトの来日が決定した。
ヘイリーは、最近では『スパイダーマン: スパイダーバース』のスパイダー・ウーマンの声を担当した売れっ子の若手女優。過去には映画『トゥルー・グリット』や、サマーソニックのために数回の来日経験がある。
そんな彼女は、「日本は世界でお気に入りの場所のひとつです。また来日出来ることにワクワクしています。日本のファンと会って『バンブルビー』という素晴らしい作品の話をするのを楽しみにしています!」と語った。
監督のトラヴィスは、日本のオニツカタイガーの輸入からスニーカー事業を始めた「ナイキ」の創設者フィル・ナイトの息子であり、そんな父親の仕事の関係で子供の頃から日本に馴染みがあったという。そんな彼は、コメントで久しぶりの来日に喜びを爆発させた。
「日本はトランスフォーマー発祥の地であり、私自身にとっては8歳の時に父に連れられて訪れた想い出の地でもあります。この幼少時代の訪日は美しい文化への生涯変わらぬ関心を生み、私の監督初作品となった『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』のインスピレーションとなり、最新作『バンブルビー』にも大きな影響を与えました。トランスフォーマー、そして私の映画人となる夢が生まれた場所、日本を再び訪れることに感激しています」
日本をリスペクトする制作陣が撮った映画『バンブルビー』は、3月22日に全国ロードショー。(フロントロウ編集部)