『A4』と『キャプテン・マーベル』との決定的な違い
ついに日本公開が始まったマーベルMCU映画『キャプテン・マーベル』でオスカー女優ブリー・ラーソンが演じるキャロル・ダンバース(キャプテン・マーベル)が、4月26日公開の映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』の最新予告編で、アベンジャーズと対面するシーンがお披露目された。
クリス・ヘムズワース演じるソーから仲間入りが許されるシーンで登場したキャロル・ダンバースのルックスが、『キャプテン・マーベル』の時とは違うことで、一部ファンから厳しい指摘が寄せられている。
『キャプテン・マーベル』でのキャロル・ダンバース(キャプテン・マーベル)は、スターフォースのグリーンのスーツや、キャプテン・マーベル用のブルー×レッドのスーツ、空軍時代のユニフォームといった衣装を着用し、メイクはいたってシンプル。
一方、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の予告編に映し出されたキャロル・ダンバースは、『キャプテン・マーベル』に比べると露出度が高いブラックのタンクトップを着用しており、メイクも、チークやアイライナー、赤リップなどを施し、より濃くなっている。
『キャプテン・マーベル』は、MCU史上初となる単独の女性ヒーロー映画として大きく注目され、キャロル・ダンバースことキャプテン・マーベルは、アベンジャーズの誰よりも強いとされてきた。
しかし、『アベンジャーズ/エンドゲーム』では、強そうなイメージよりも女性らしさが先行するような容姿になったことで、一部のファンから「なぜわざわざ“女性らしい”ルックスに変えたのか?」と疑問を投げかける意見が寄せられている。
もちろん、メイクをしていてもヒーローの強さが変わるわけではない。MCU映画に登場するスカーレット・ヨハンソン演じるブラック・ウィドウや、ヘイリー・アトウェル演じるペギー・カーターといった女性ヒーローも、バッチリメイクをしている。
しかし今回は、フェミニスト色を強く打ち出した『キャプテン・マーベル』ではシンプルメイクだったにもかかわらず、『アベンジャーズ/エンドゲーム』ではメイクが濃くなったため、後者ではより“大衆向け”にするために容姿を変えたのではと問題になっている。(フロントロウ編集部)