アイハートラジオ・ミュージック・アワード(iHeartRadio Music Awards)で「革命者」と称えられたアリシア・キーズ。そのスピーチが力強い。(フロントロウ編集部)

 現地時間3月14日に開催されたiHeartRadio Music Awardsで、シンガーのアリシア・キーズが「革新者」の称号を受賞した。1年間の活躍に焦点が当てられる他の賞と違い、キャリアを通した功績を称えるこの賞。iHeartRadio Music Awardsによると、アリシアのアーティスト、作詞家、エンターテイナーやアクティビストとしてのポップカルチャーや社会への貢献が、今回の受賞に繋がったそう。

画像1: アリシア・キーズ、「みんな自分自身で生きていくしかない」力強いスピーチが話題

 そんな特別な名誉を受賞したアリシアだけれど、キャリアをスタートさせた当初は、誰にも期待されなかったと話す。そんなある日、歴史に残る偉大なミュージシャンについて考えていた時、自分のある心に気づいたと明かした。

「自分の心と向き合ったとき、私は『自分』をやってくしかないんだと気がついたの。みんな、自分自身で生きていくしかないのよ。怖いよね。分かる。考えることと言ったら、どうやったら好かれるか、どう受け入れられようとするか。そのために自分を歪めて、変えて、飢えさせて、傷つけて、嫌って。でも、その代わりに、今から私たちは、ありのままの自分を愛そう。私たちがこれからするのは、それだけ」

画像2: アリシア・キーズ、「みんな自分自身で生きていくしかない」力強いスピーチが話題

 アフリカやインドでHIVによって苦しんでいる人を支援する非営利団体を運営したり、女性の権利を訴えるためにすっぴんでイベントに現れたり、様々な社会的活動をしているアリシア。革命者という大賞を受賞したアリシアは、受賞スピーチをこう締めくくった。

 「今までで一番自分らしく生きれているわ。人生でずっと続く学びの中で、力や、美しさ、個性を自分の人生の旅を通して見つけていって」

 (フロントロウ編集部)

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