ここ数年ファーフリー活動が盛んになっているハイファッション界。グッチ(Gucci)やヴェルサーチ(Versace)をはじめ、数多くのハイブランドが毛皮を使用しないことを発表し、バーバリー(Burberry)がその後を追うように、2018年9月にリアルファーを使用しないことを発表した。
そんなバーバリーが、2025年までにプラスチック製品を削減することを発表。どんなプラスチックも廃棄物にしないというイギリスのエレン・マッカーサー財団(Ellen MacArthur Foundation)のレポートによると、バーバリーはショッパーのラミネートの排除と衣類をカバーする袋を廃止して、すでに29トンのプラスチックの削減に成功している。
そして今年は、ハンガーやポリバッグなどをエコフレンドリーなものに変更。さらに雨の日にショッパーの上から被せるレインカバーの最低30%をバイオプラスチックのものに代え、肥やしに出来るものにするという目標を掲げている。
これまでバーバリー以外にも、ステラ・マッカートニー(Stella McCartney)が再生ナイロンや再生ポリエステルを使用し、ラグ&ボーン(RAG & BONE)がデニムをリサイクルするなど、ファーフリー以外にも各ブランドで環境を守る運動が進んでいる。(フロントロウ編集部)