使うときにヒンヤリして心地良いという理由で、ローションやシートマスクなどのスキンケア製品を自宅の冷蔵庫に入れている人もいるのでは？ また、スキンケア製品の中には、常温ではなく冷蔵での保管をすすめられるものがあり、自宅の冷蔵庫の中に「コスメスペース」を作らざるを得ない人も。
そんな、自宅の冷蔵庫にスキンケア製品を入れていた人も、常温で保管していた人も要チェック！ 海外では、「コスメ専用のミニ冷蔵庫」を使う人が急増中。
そもそも、コスメは冷蔵庫に入れるべき？
手持ちのコスメには、「高温多湿を避けて保管して」とパッケージに記載されているものも多いのでは？ 品質を保つためにコスメの置き場所は考えたほうがいいけれど、日本は湿気が多いので、とくに暖かくなってきた時期はコスメにぴったりの置き場所を見つけるのはなかなか難しいもの。
スキンケアブランド Visha の創設者で、皮膚科医のパーヴィシャ・パテルは、スキンケア製品は「コスメ専用の冷蔵庫」に入れることをオススメ。「一度開封したスキンケアアイテムも長持ちするわよ」と米メディアInstyleに話している。
また、長持ちさせるだけではなく、冷えたスキンケアを使うことでいろんなメリットがあるという。パーヴィシャは、「冷やしたウォーターベースのローションやジェルは、敏感肌の人が使うと肌をなだめてくれて、使用感が良くなる」とコメント。
ナオミ・キャンベルやマライヤ・キャリーも手掛けるフェイシャリストのリン・チャンは、セレブたちも愛用するヒスイローラーも、「暑い時期は、冷蔵庫に入れて冷やしたら効果がアップするわよ」と英メディアStylistに話している。
コスメ専用の冷蔵庫って？
コスメ専用の冷蔵庫と、普通の冷蔵庫の違いは「温度設定」。普通の冷蔵庫だと食品に合わせているのでコスメには低温すぎるため、スキンケアアイテムによっては普通の冷蔵庫に入れると崩れる美容成分があるそう。コスメしか入れない専用の冷蔵庫なら、冷やしすぎず丁度良い温度設定が可能。
また、コンパクトなサイズ感だから寝室やバスルーム、ドレッサーのそばなど、コンセントが挿せる場所にポンと違和感なく置けるのも魅力だという。
海外では、ドリンクを数本入れるのにぴったりのコンパクトサイズで売られているミニ冷蔵庫をコスメ専用の冷蔵庫として、コスメにぴったりの温度設定をして使っている人たちが増えていて、愛用の「コスメ専用冷蔵庫」をインスタに投稿している。
気温が上がっていてコスメの収納場所が気になったら、参考にしてみて。（フロントロウ編集部）
