マクドナルドで暴行事件
アメリカのオレゴン州にあるマクドナルドのプレイランド(遊び場)で、自閉症の7歳の少女が殴られるほか性的暴行を受けたとして、少女の保護者がマクドナルドを約17億円(1,500万ドル)で訴えた。
少女は子供たちが遊ぶプレイランドの中でも親の目が届きにくい暗い場所で、5歳児くらいの少年2人から顔を殴られるといった暴行を受けたと、母親が地元ニュース番組に告白。
殴られた結果、鼻血を流していたという少女。さらには胸や股をキスされるという性的暴行も受けたといい、少女の叫び声を聞きつけた母親が少女を少年たちから引き離したという。
子供が安心して遊べる場所として作られたマクドナルドのプレイランドで起きた性的暴行事件。
少女の両親は、マクドナルドを訴えた裁判資料で、同社は保護者の死角となる暗いスペースを遊び場に作るべきではなかったと主張。「子供が通る道が遮断されている」ため、マクドナルドが「不合理に危険な状況」を作り出したと訴えている。
また、少女の保護者は、マクドナルドがコスト削減のためにプレイランドを見守る従業員を雇わなかったことにも欠陥があると主張している。
今回の裁判について、現時点ではマクドナルドからのコメントはない。(フロントロウ編集部)