キャサリン妃といえば、いつもエレガントな笑顔を振りまき、一般市民や子供たちとの会話でも丁寧で親切な受け答えをするなど、優しく温厚な性格で知られている。
ところが、ここ最近、そんな穏やかなキャサリン妃の心を波立たせている事がある。
それは、イギリスのタブロイド紙が報じた、キャサリン妃がある“ご近所さん”の女性に対してライバル心を剥き出しにしているという根も葉もないウワサ。
イギリス王室御用達の休暇先として知られる、ノーフォーク州サンドリンガムで過ごす際には、夫ウィリアム王子や子供たちとともにエリザベス女王の別邸サンドリンガム・ハウスの敷地内にある「アンマー・ホール」という一軒家で生活をしているキャサリン妃。
英The Sunは、キャサリン妃が、このアンマー・ホールからほど近い邸宅に暮らすローズ・ハンべリー(本名:サラ・ローズ・ハンベリー)という侯爵夫人と、何らかの原因で衝突し、以来、彼女のことを敵視しているという情報筋の証言を報道した。
ローズは、ウィリアム王子の長年の友人である第7代チャムリー侯爵のデイヴィッド・チャムリーの妻。情報筋は、2人の仲裁に入ろうとしたウィリアム王子に、キャサリン妃が、ローズを仲間内から「排除して欲しい」、「もう二度と会いたくない」などと訴えているようだと話したという。
もともと家族ぐるみの友人であるローズをキャサリン妃の“田舎のライバル”と称し、あたかもご近所トラブルが発生しているかのように伝えた報道をキャサリン妃の動向を追っているベテラン王室専門記者のリチャード・ケイは真っ向から否定。
キャサリン妃が、事実ではない情報が拡散されていることにかなり腹を立てている様子なだけでなく、ウィリアム王子&キャサリン妃夫妻とチャムリー侯爵夫妻の双方が、家族間の平和を乱すような過熱報道を繰り広げるメディアに対し、法的手段も検討したことを明かしている。
結局、根拠の無い報道を相手にするのは馬鹿馬鹿しいとして、無視する姿勢を貫くことを決めたようだが、上手くいっているご近所さんとの関係に、いたずらに波風を立てるようなウワサにはさすがのキャサリン妃も怒り心頭だったよう。
ちなみに、チャムリー侯爵夫妻の双子の息子アレクサンダーとオリヴァーは、ウィリアム王子&キャサリン妃夫妻の長男ジョージ王子の遊び友だち。チャムリー侯爵夫妻は、2011年に行なわれたウィリアム王子とキャサリン妃のロイヤル・ウェディングにも出席しており、イギリス王室との繫がりが深い一族として知られている。(フロントロウ編集部)